セルジオ・ペレス、パレード遅刻で戒告処分…F1マイアミ2位経て

ドライバーズパレードに参加して観客に手を振るセルジオ・ペレス(レッドブル)、2023年5月7日F1マイアミGP決勝レースCourtesy Of Red Bull Content Pool

F1マイアミGPのスチュワードは米国フロリダ州現地5月7日(日)に行われた第5戦の決勝レースを経て、セルジオ・ペレス(レッドブル)を戒告処分とする裁定を下した。

マイアミ・インターナショナル・オートドロームで行われたこの日のレースで2位表彰台に上がったペレスは、レース前のドライバーズパレードに遅刻した。

現地18時15分から行われた公聴会の中でペレスとチーム代表者は遅刻の理由について、メディア対応や商業的な約束があったためだと釈明した。

これに対して1985年のインディ500ウィナー、ダニー・サリバンを含む4名の競技審判団は、遅刻を正当化できる理由とは言えないと判断した。

そして「このようなイベントにおけるドライバーの遅刻は、イベントに対して望ましくない結果をもたらす可能性があり、常に避けるべきものである」と強調し、F1競技規定第19条4項bに対する違反があったとして戒告(非ドライビング)を科す決定を下した。

ペレスの召喚についてチームメイトのマックス・フェルスタッペンは「忙し過ぎるんだよ。僕らにはもっと自由な時間が必要だ」「マーケティング関連の時間はもっと少なくあるべき」と訴えた。

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