レッドブル、ペレスのレースエンジニアをバードからウッドに変更…F1オランダGPより
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レッドブル・レーシングは2024年のF1オランダGPより、シーズン後半戦の続投を決定したセルジオ・ペレスのレースエンジニアをヒュー・バートからリチャード・ウッドに変更する。
バードはペレスが2021年にレッドブルに加入して以来、一貫してレースエンジニアを務めてきたが、今週末のオランダGPからその役割はパフォーマンス・エンジニアのウッドに引き継がれる。
ザントフォールトでの第15戦に先立ちペレスは、バードが産休を取るためレースエンジニアが変更されると説明した。
「ザントフォールトでは誰もが無線の変化に気がつくと思う。僕のレースエンジニアであるヒューに間もなく赤ちゃんが生まれる予定で、しばらくは家で過ごすことになるんだ」とペレスは語った。
「彼と彼の家族が新しい家族を迎えることを心から祝福したい! その間はウッディが彼の代わりを務めることになる」
ストラスクライド大学で機械・自動車工学を修了したウッドは2013年にアナリストとしてレッドブルの戦略部門に加わり、レースサポートエンジニア、シミュレーター・パフォーマンス・エンジニアを経て2021年よりパフォーマンス・エンジニアとしてドライバーをサポートしている。
バードと共に挑んだレッドブルでの過去3年半でペレスは多くの成功を収めてきたものの、今季は第7戦エミリア・ロマーニャGP以降、一度も6位以上でフィニッシュできておらず、レッドブルはサマーブレイクを前にペレスの去就について検討。取り敢えず、シーズン後半戦での続投が決定された。
「今回の夏休みはチームの全員、そしてF1全体にとって本当に重要だった。レースの開催数が増える中、誰もがこれまで以上に休息とリセットの時間を必要としている」とペレスは語る。
「僕はメキシコで家族と過ごした。リフレッシュできたし、シーズン後半に向けた準備は万端だ。チームの誰もが同じ思いで後半戦に臨む。今週は彼らと一緒にミルトン・キーンズで過ごした」
「これからの数週間でクルマから何を引き出せるかは分かっているし、後半戦で最大限の結果を残せるよう最善を尽くすつもりだ」