セルジオ・ペレス家のガードマンが強盗未遂事件で銃撃に

モンテカルロ市街地コースのパドックを歩くレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレス、2021年5月19日F1モナコGPにてCourtesy Of Red Bull Content Pool

レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは、強盗未遂事件に巻き込まれた際に銃撃によって負傷した警備スタッフの容態が良好である事を認めた。

地元メディアの報道によると、ペレスの故郷であるメキシコ第2の都市グアダラハラで、ペレス家のガードマンの一人が強盗を止めようとした際に銃で撃たれたという。

F1第5戦のためにモナコに滞在していたペレスは予選後、撃たれたセキュリティの容態は良好であり、車を盗もうとした犯人は警察によって逮捕されたと説明。家族に危害はなかったと明かした。

外務省によると2015年以降、メキシコ国内での犯罪は増加傾向にあり、殺人件数は2019年に3万件以上を記録。犯罪組織同士、または犯罪組織対治安当局の銃撃戦も頻繁に発生しており、市民に対する治安上の脅威は「非常に深刻」だという。

F1ドライバーの留守中に強盗が押し入った事件としては、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーの件が記憶に新しい。

2020年8月、スペインGPのために母国フランス・ルマンディーの自宅を離れていたガスリー宅に泥棒が押し入り、自身の名が刻印された時計やタグ・ホイヤー、レーシングヘルメット、衣類、サングラス、ジュエリーなどが盗まる事件が発生した。

F1モナコGP特集

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了