オスカー・ピアストリ、2022年アルピーヌF1リザーブに昇格「2023年のデビュー目指す」やはり来季アルファロメオは…

アルピーヌアカデミー所属のオスカー・ピアストリ、2021年2月10日Courtesy Of Alpine Racing

アルピーヌF1チームは第20戦カタールGP開幕を3日後に控えた2021年11月16日(火)、育成傘下で2021年FIA-F2選手権をリードするオスカー・ピアストリをリザーブドライバーに起用した事を明らかにした。

オーストラリア・メルボルン出身の20歳は、2019年のフォーミュラ・ルノー・ユーロカップ制覇を機に、翌2020年に英国エンストンの若手育成プログラムに加わった。

同郷の大先輩、マーク・ウェバーをして「経歴が桁外れ」と言わしめるピアストリは、2020年にFIA-F3選手権にステップアップすると、初年度に優勝2回、表彰台6回を獲得してタイトルを獲得した。

僅か1年でF3を卒業すると、今年はF1の登竜門たるFIA-F2選手権へと歩みを進め、優勝3回、表彰台7回、ポールポジション3回を獲得してパドックの注目を集めると共に、サウジアラビアとアブダビで開催されるラスト2戦を残してチャンピオンシップ争いで大量リードを築いている。

仮に今年のタイトルを獲得すれば、ルーキーとしてF3(GP3)とF2のタイトルを連続獲得したジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)とシャルル・ルクレール(フェラーリ)に続く事になる。

アルピーヌは将来的にピアストリにF1シートを与えたいと考えており、来年はそれに向けた準備とトレーニングのために、大規模なテストプログラムを準備している。

ピアストリはリザーブドライバー就任発表に際して「リザーブドライバーへの就任は、2023年にレースシートを獲得するという目標に向けた次のステップであり、本当に興奮している」と語った。

「ここ数年、僕はジュニアフォーミュラの舞台で自分の実力を証明してきたし、F1デビューに向けた準備は整っている。来年はレース週末のコースサイドで経験を積む事に加えて、充実したテストに取り組むことで、シート獲得に向けて更に自分を成長させていきたい」

アルピーヌのローラン・ロッシCEOは「オスカーの天性の才能は一目瞭然だ。彼を来年のリザーブドライバーとして迎えることができ本当に誇らしく思う」と語った。

「オスカーはジュニアカテゴリーでの活躍に見られるように、コース上でのスキルだけでなく成熟した冷静さも持ち合わせており、他のドライバーとは一線を画している」

「次のステップは各グランプリに帯同してレースチームに溶け込み、F1ドライバーに何が求められているかを学び、チャンスに向けて更に準備を進める事だ」

アルピーヌは来季もフェルナンド・アロンソとエステバン・オコンのコンビを継続するため、現在はシートに空きがない。将来有望株のピアストリはアルファロメオの来季候補に名前が上がっていたが、リザーブドライバー就任が決まった事でそのシナリオは完全に消滅した。

アルファロメオは同日、アントニオ・ジョビナッツィの離脱周冠宇の起用を発表した。

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