ニコ・ロズベルグ、メルセデスがモナコで遅い理由を分析「冷却問題への代償としてダウンフォースを失っている」

メルセデスW09、モンテカルロ市街地コースのピットガレージにてcopyright Mercedes AMG

選手権リーダーのメルセデスAMGは、伝統のモンテカルロでレッドブル陣営に大きく遅れを取っている。低速コーナーに強みを持つレッドブルRB14は、3回のフリー走行すべてを1-2で飾り、フロントローを射程圏内に捉えた。

予選前最後のプラクティスでは、トップタイムのダニエル・リカルドに対して5番手ルイス・ハミルトンが0.487秒、6番手バルテリ・ボッタスが0.570秒と、シルバーアローはレッドブルに対して1周70秒サーキットで大きな差をつけられている。

何故メルセデスはモナコで遅いのか?その理由について一昨年までチームに在籍していたニコ・ロズベルグは、メルセデスW09の冷却面の問題を指摘。ラップタイム向上に欠かせないダウンフォースの妥協を強いられているのではと語る。

「チームは冷却に関して幾つか問題をかかえているように見えるね。そのため冷却に関わるエアロをオープンにする必要があり、その影響でダウンフォースを失っているんだと思う。モナコでは最大ダウンフォースが重要だから、これで説明がつく」

伝統のF1モナコGP公式予選は、日本時間5月26日(土)22時からスタートする。

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