F1:新ポイント体系の導入決定を延期…スペインGPから新リアカメラを導入

首位を維持してアルバート・パーク・サーキットのターン1にアプローチするマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2024年3月24日F1オーストラリアGP決勝レーススタート直後の様子Courtesy Of Formula1 Data

今年2回目となるF1委員会会合が2024年4月25日(木)、ジュネーブで行われ、付与対象を12位まで拡大する新たなポイントシステムを導入する否かの決定が7月に延期された。

現行のF1ポイントシステムは10位までにチャンピオンシップ・ポイントが与えられる仕組みだが、下位チームがより頻繁にポイントを獲得できる新たな体系が提案された。

委員会ではポイント配分の変更案についての議論が行われた結果、さらなる分析が必要との結論に至り、7月の委員会会合で再度、議題に上げられる事が決まった。早ければ2025年に導入される可能性がある。

また6月のスペインGPより、マシンの後部衝撃構造またはその内部に、車体後方を映すための新たなテレビ用カメラが設置される事が決まった。6月11日にスウェーデンのストックホルムで開催される世界モータースポーツ評議会(WMSC)で正式承認される見通しだ。

委員会では更に、2025年のプレシーズンテストの日程および会場に関して、フォーミュラ・ワン・マネジメント(FOM)から提示される変更案を次回会合で話し合う事が合意された。

ラマダンの日程上、来季はバーレーンではなくオーストラリアが開幕戦の舞台を担うため、テスト会場の変更を求める声が上がっている。

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