ウィリアムズ、Q2進出も2台揃って激突終了「攻め過ぎた」謝罪するラッセルとラティフィ
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ウィリアムズ・レーシングは9月4日のF1オランダGP公式予選でダブルQ2進出を果たしたものの、2台共が立て続けにクラッシュを喫する結果となった。
まずはジョージ・ラッセルが1分10秒332の自己ベストを更新すべく最終アタックに臨んだが、ターン13でグラベルに飛び出しバリアに衝突した。
赤旗再開直後にはニコラス・ラティフィがターン8でグラベルを乗り越えてバリアに激突。再び赤旗が振られたものの、残り時間が僅かであったためセッションはそのまま終了となり、1セット目の計測ラップがQ2のリザルトとなった。
ビークルパフォーマンス部門を率いるデイブ・ロブソンはクルマのダメージについて「ジョージの方はそれほどでもないようだが、ニコラスの方は酷そうだ」と説明した。
ウィリアムズ:F1オランダGP予選
ジョージ・ラッセル予選: 11位, FP3: 14位
残念ながら最後のアタックでミスをしてしまった。限界まで攻め込んだ良いラップだったけどリアタイヤが限界に達してしまった。Q3進出が厳しそうだったから最終コーナーで攻め過ぎちゃってね。
リアサスペンションに少しダメージを受けたけど、幸いにもギアボックスに問題はなく、一晩で修復できないようなものじゃないと思う。
トップ10に食い込めるだけのタイムであっただけにチームには申し訳なく思ってる。
ここはオーバーテイクが難しいはずだしタイヤがどういう事になるか誰も分からないから、明日のレースは面白くなるだろうね。
ニコラス・ラティフィ予選: 14位, FP3: 12位
Q2のアクシデントのリプレイ映像を見たところ、ターニングポイントを僅かに見誤って芝生に乗ってしまったようだ。あそこは高速コーナーだから、一旦コントロールを失うとリカバリーすることはできない。
最初の赤旗のせいで少し妥協を強いられた。中古タイヤでもタイムを縮める事ができていたから、2回目のラップでは激しくプッシュしたんだ。
衝撃は大きかったけど最近のマシンはかなり安全だし僕に問題はない。明日に向けて懸命に修復作業に取り組まなきゃならなくなってしまったチームのみんなに申し訳なく思う。
ポールポジションはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。2番手はルイス・ハミルトン、3番手にはバルテリ・ボッタスとメルセデス勢が続く結果となった。
2021年 F1オランダGP決勝レースは日本時間9月5日(日)22時にスタート。1周4,259mのザントフォールト・サーキットを72周する事でチャンピオンシップを争う。