意気込むフェルスタッペン、リタイヤ率5割の伝統の一戦で「状況を好転させたい」F1モナコGP《preview》
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レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、2019年FIA F1世界選手権第6戦モナコGPに先立って抱負を語った。昨年のレースでは、FP3でのクラッシュのためにギアボックス交換を強いられ予選を欠場。最後尾からのスタートを強いられ9位フィニッシュに終わっている。
実は、モナコにおけるフェルスタッペンの成績は芳しくはない。初めて挑んだトロロッソ時代の2015年はリタイヤ。レッドブル昇格を果たした2016年も、チェッカーを受けることなくレースを終えており、モナコでのリタイヤ率は5割に達する、
現在チャンピオンシップで3位につけるフェルスタッペンは、今年こそはこの状況を好転させたいと意気込んでいる。最高位は2017年の5位。上回れるか?
リタイヤ率5割の伝統の一戦で「状況を好転させたい」
マックス・フェルスタッペン
バルセロナで再び表彰台に上がれて、良い勢いをつける事が出来た。モナコGPが楽しみだ。モナコでの週末は本当に慌ただしいけど、本当に楽しくスペシャルだ。
モンテカルロ市街地コースは長い歴史を持つストリートサーキットで、ここ数年は僕にとって最高とは言えないレースに終わっているけど、今後こそはこの状況を好転させたいと思っている。
僕はモナコに住んでいるから、ホテルではなく自分のアパートで寝れる点も嬉しい。家族や友達もモナコに住んでいるから彼らに会えるのも楽しみだし、週末が楽しみだ。
モナコGPの戦いの舞台となるのは伝統のモンテカルロ市街地コース。全長は3,340mで平均速度は時速130kmと、カレンダー最短にして最遅のドライバーズサーキットとして知られる。
昨年のグランプリでは、当時レッドブルにいたダニエル・リカルドがポール・トゥ・ウイン。タイヤ消耗戦を制して悲願のモナコウィナーに輝いた。2位表彰台にはセバスチャン・ベッテル、3位にはルイス・ハミルトンが滑り込んだ。表彰台の3台は、スターティング・グリッドと全く同じ顔ぶれ・並び順となった。
第66回F1モナコGPは、日本時間2019年5月23日木曜18時からのフリー走行1で幕を開ける。