ホンダF1、2004年のバトン以来となるF1モナコGP最前列「フロントローの優位性を活かしていきたい」と田辺TD

モンテカルロ市街地コースを走行するレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレス、2021年5月22日F1モナコGPフリー走行3にてCourtesy Of Red Bull Content Pool

ホンダF1エンジン勢は5月22日のF1モナコGP公式予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが2番手タイムを刻み、モンテカルロ市街地コースでの自身初となるフロントローを獲得した。

残り時間が僅かとなったQ3最終アタックでフェルスタッペンは、セクター1で全体ベストタイムをマークしてポールポジションを狙ったものの、暫定ポールに付けていたシャルル・ルクレール(フェラーリ)がプールサイドシケインでクラッシュした事で赤旗が振られ走行を断念。2番手のまま予選終了を迎えた。

ポール確実と踏んでいたフェルスタッペンは怒りを爆発させ、チーム代表のクリスチャン・ホーナーになだめられる場面もあった

ホンダがF1モナコGPで最前列を手にするのは2004年以来。17年前のレースでは、予選2番手のラルフ・シューマッハ(ウィリアムズBMW)が降格ペナルティを受けた事で、予選3番手のジェンソン・バトン(BARホンダ)が2番グリッドからスタート。2位表彰台を獲得した。

順位 ドライバー チーム
2 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
6 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ
9 セルジオ・ペレス レッドブル・ホンダ
16 角田裕毅 アルファタウリ・ホンダ

その他のホンダエンジン勢は、アルファタウリのピエール・ガスリーが殊勲の6番手タイムを刻んだが、セルジオ・ペレスはトラフィックに阻まれた事もあり9番手と、本人的にも不本意な結果に終わった。角田裕毅は1000分の18秒差でQ2を逃して16番手でクルマを降りた。

Honda:F1モナコGP予選を終えて

田辺 豊治ホンダF1現場責任者

今日のモナコGP予選は、ホンダ製パワーユニットを搭載する3台がQ3に進出し、レッドブル・ホンダのフェルスタッペン選手が2番手でフロントローを獲得しました。

Q3ではフェルスタッペン選手の最終アタック中に赤旗が出てセッション終了となりました。その時点まではタイムを更新していた事からポールポジションの可能性もあっただけに、フラストレーションが溜まる予選結果となりました。

明日のレースではフロントローの優位性を活かしてレースを展開できるように準備を進めていきたいと思います。

チームメートのペレス選手は上手くラップを組み立てるのに苦労し、加えてQ3最後のアタックの最終セクターでトラフィックに引っかかってしまい、大きくタイムをロスするなど9番手となりました。

スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手は木曜から良い走りを見せており、持てるパフォーマンスを走りにつなげて予選6番手と、期待の持てる結果となりました。

モナコ初走行となった角田選手については、0.018秒という僅差でQ2進出を逃してしまいましたが、ベテラン選手に混じり、落ち着いた予選走行ができたと思います。明日のレースをきっちりと完走して、さらに経験を積み上げてほしいと思っています 。

モナコでは予選結果が重要ではあるものの、ストリートコースでの長いレースとなりますので、何が起こるかは分かりません。

全てのドライバーが一つでも順位を上げてレースをフィニッシュできるように、チームと一丸となり準備を進めます。


最速タイムホルダーが赤旗クラッシュを喫する劇的結末を迎えたモナコGP予選では、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がポールを獲得。2番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、3番手にバルテリ・ボッタス(メルセデス)が続く結果となった。

2021年 F1モナコグランプリ決勝レースは、日本時間5月23日(日)22時にスタート。1周3340mのモンテカルロ市街地コースを78周する事でチャンピオンシップを争う。

F1モナコGP特集

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