角田裕毅「受け入れる必要がある」変更功奏せずQ1敗退…デ・フリースに初敗北
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角田裕毅(アルファタウリ)は5月7日(土)のF1マイアミGP予選で17番手のQ1敗退に終わり、Q2に駒を進めて15番手を刻んだ僚友ニック・デ・フリースに予選で初めて前を許した。
1セット目の計測を終えてノックアウトゾーンに沈んだ角田裕毅は、最終ラップで自己ベストを更新したものの0.104秒及ばず、早々にクルマを降りる事となった。
予選を終えた角田裕毅は「望んでいた結果でない事は確かです」と認めた上で、2日目に向けて行ったセットアップ変更が上手く機能しなかったと振り返った。
「僕らは序盤からペースが上がらず、かなり苦労していました。中団はここ数戦と同じくらい接近していますが、明日はまた別の1日ですし、どうなるか様子を見守るつもりです」
「大幅にセットアップを変更したのですが、上手く機能していないよう。ただ、それでも前を向いて集中し続ける必要があります。バランスそのものは問題なかったのですが、グリップがありませんでした」
車両パフォーマンス部門を率いるギヨーム・デゾトゥーは、グリップ不足に苦戦した初日を経て、AT04のダウンフォースレベルを引き上げたものの、解決する事ができなかったと認めた。
角田裕毅は「最高の予選とはなりませんでしたが、困難な状況にある事を受け入れる必要があります。明日に向けてデータを洗いざらい分析して、パフォーマンスを見つけていきたいと思います」と前を向いた。
2023年F1マイアミGP予選はシャルル・ルクレール(フェラーリ)のクラッシュにより赤旗終了を迎える結果となり、セルジオ・ペレス(レッドブル)がポールポジションを獲得した。
決勝レースは日本時間5月8日(日)28時30分にフォーメーションラップが開始され、1周5,412mのマイアミ・インターナショナル・オートドロームを57周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。