F1メキシコGP 決勝グリッドとタイヤ戦略考︰ピレリ予想の最速ストラテジーを採れるのは5チーム

エルマノス・ロドリゲス・サーキットのスタジアムセクションで観戦するファン、2021年11月6日F1メキシコGPにてCourtesy Of Pirelli & C. S.p.A.

日本時間10月31日(月)早朝5時に開始されるF1第20戦メキシコGPのスターティング・グリッドが発表された。予選結果からの変動および、予想される決勝のタイヤ戦略を見ていこう。

2022年F1メキシコGP 決勝グリッド

今週末は以下の2名がグリッド降格ペナルティを受けたため、15番グリッド以降の並びが変動した。

ドライバー 理由 降格数 予選順位
ケビン・マグヌッセン 6基目ICE投入 5 15
ランス・ストロール 前戦接触の罰則 3 18

ポールポジションはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。最前列2番グリッドにはジョージ・ラッセル(メルセデス)が並ぶ。

最も理想的とされる3番グリッドに着くのはルイス・ハミルトン(メルセデス)で、その隣には逆転の母国優勝を目指すセルジオ・ペレス(レッドブル)が陣取る。


F1メキシコGPの決勝レースはDAZNフジテレビNEXTで生放送・ライブ配信される。

Pos No Driver Team Qualifying
1 1 M.フェルスタッペン レッドブル・RBPT 1(-)
2 63 G.ラッセル メルセデス 2(-)
3 44 L.ハミルトン メルセデス 3(-)
4 11 S.ペレス レッドブル・RBPT 4(-)
5 55 C.サインツ フェラーリ 5(-)
6 77 V.ボッタス アルファロメオ・フェラーリ 6(-)
7 16 C.ルクレール フェラーリ 7(-)
8 4 L.ノリス マクラーレン・メルセデス 8(-)
9 14 F.アロンソ アルピーヌ・ルノー 9(-)
10 31 E.オコン アルピーヌ・ルノー 10(-)
11 3 D.リカルド マクラーレン・メルセデス 11(-)
12 24 周冠宇 アルファロメオ・フェラーリ 12(-)
13 22 角田裕毅 アルファタウリ・RBPT 13(-)
14 10 P.ガスリー アルファタウリ・RBPT 14(-)
15 47 M.シューマッハ ハース・フェラーリ 16(+1)
16 5 S.ベッテル アストンマーチン・メルセデス 17(+1)
17 23 A.アルボン ウィリアムズ・メルセデス 19(+2)
18 6 N.ラティフィ ウィリアムズ・メルセデス 20(+2)
19 20 K.マグヌッセン ハース・フェラーリ 15(-4)
20 18 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス 18(-2)

想定されるタイヤ戦略と天気

エルマノス・ロドリゲス・サーキットを71周する事で争われるF1メキシコGP。ピレリのシミュレーションによると、理論上最も速いのはソフト、ミディアム、ミディアムと繋ぐ2ストッパーだ。

ソフトタイヤでの第1スティントを15~22周、ミディアムでの第2スティントを40~48周程度まで引っ張り、その後チェッカーまでミディアムで走行する。

新品ミディアムの残存セット数から考えると、この戦略が採れるのはレッドブル、メルセデス、フェラーリ、ウィリアムズ、ハースの5チーム計10名に限られる。

Courtesy Of Pirelli & C. S.p.A.

2022年仕様のピレリ製18インチF1タイヤ5種類 (2)

スタートタイヤにソフトが推奨されるのは、ここの1周目がオーバーテイクの大きなチャンスとなるためだ。

ポールポジションから最初のブレーキングポイント(ターン1)までの距離は811mと、ロシアGPが消滅した今、エルマノス・ロドリゲスがF1カレンダーの中で最も長く、蹴り出し優位のソフトを選ぶインセンティブは高い。

ピットレーンが650mと長くピットストップによるロスタイムロスが大きいこともあり、1ストッパーも有力な選択肢だ。組み合わせとしてはミディアム、ハード、あるいはミディアム、ソフトのいずれも考えられるが、ピレリは前者の方が「確実に速い」としている。

ピットストップ・ウインドウは、ハードに履き替える場合は28~35周、ソフトに履き替える場合は40~48周が目安になる。

当日は午前が快晴、午後に雲が広がっていき、夕方から夜にかけて降雨との予報が出ている。レース中の降水確率は20%と、ドライコンディションが期待できそうだ。

F1メキシコGP特集

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