セルジオ・ペレス「最前列独占を狙う」接触で走行時間失うもポジティブ
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レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは母国メキシコでの初日セッションで共に4番手タイムをマーク。1日を終え、チームメイトと共に予選でフロントロー独占を狙うと意気込んだ。
FP1ではシャルル・ルクレールの事故から数分も立たない内に、同じ最終コーナーで同じ様にリアを失い車体後方からバリアに接触。チームは26分間に渡って壊れたフロアとリアウイングの交換に取り組んだ。
30分近くのタイムロスを埋め合わせるべく、午後のセッションでは精力的に26周を走り込んで再び4番手を刻んだ。
僚友マックス・フェルスタッペンとのギャップは0.570秒と開いているが、2番手バルテリ・ボッタスとのタイム差は0.146秒と遠くはない。フロントロー独占は現実的な目標だ。
最前列独占を狙う
セルジオ・ペレスFP2: 4位 1分17秒871, FP1: 4位 1分18秒610
FP1では接触があったけど、それによって改善作業が損なわれる事は殆どなかったと思う。クルマにダメージを負ってしまった事は残念だし、ガレージのみんなに余計な仕事をさせてしまったけど、それを除けばポジティブな1日だった。
ショートランよりロングランの方が気持ちよく走れていたから、1発の走行に関してはまだまだ改善できる余地がありそうだ。まだセッションが1回残っているし、フロントローを獲得できるよう頑張りたい。予選ではメルセデスとかなり接近した争いになりそうだけど、最前列を独占できればって思ってる。
予選結果を予想するという点で今日のフリー走行はあまり役には立たないと思うけど、明日はタイムシート全体が更に接近するだろうね。どんな並びになるのか楽しみだよ。
ファンは既に最高潮だし、至る所でこれほど多くのサポートが受けられるなんて最高だ。まだ金曜日だというのに、クルマを停める度に声援が耳に入ってくるんだ! みんなの熱狂的な応援のおかげで更に速く走る事ができる。
初日をトップで締め括ったのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。2番手バルテリ・ボッタス(メルセデス)をコンマ4秒差で退けた。3番手にはコンマ5秒遅れでルイス・ハミルトン(メルセデス)が続いた。
F1メキシコグランプリ3回目のフリー走行は日本時間11月6日(土)26時から、公式予選は同29時から1時間に渡ってエルマノス・ロドリゲス・サーキットで開催される。