5連覇凱旋メルセデス、ハミルトンとボッタスが開発拠点を表敬訪問。ラウダへの敬意を表し赤い帽子で出迎え
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メルセデスAMGペトロナスモータースポーツは2018年11月13日、開発拠点である英国ブリックスワースとブラックリーに凱旋帰国。F1ワールドチャンピオンシップ両部門5連覇を祝った。
ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスは、5度目の選手権制覇に大きな役割を果たしたメルセデス製F1エンジン「Mercedes-AMG F1 M09 EQ Power+」の設計と製造を担ったブリックスワースを表敬訪問。その後、今年のチャンピオンマシン「Mercedes-AMG F1 W09 EQ Power+」の開発拠点であるブラックリーへと移動し、熱烈な歓迎を受けた。
F1界の著名デザイナーであるジェームズ・アリソンがメルセデスで手がけた最初のマシン「W09」の開発には36万5000人日、つまり一人の従業員が作業に従事したと仮定すると36万日という膨大な歳月を要したという。
従業員は非常勤会長を務めるニキ・ラウダに対し、トレードマークである赤い帽子を被り、特別な敬意を表した。ラウダは今年スペインのイビサに滞在中に酷い咳に苦しみ、8月2日にウイーン総合病院で肺の移植手術を受け10月24日に退院。現在は最終アブダビGPでの現場復帰に向けてリハビリを行っており、ダブルタイトルを決めた瞬間に立ち会う事が出来なかった。
2018シーズンのFIA F1世界選手権チャンピオン表彰式は、ロシア・サンクトペテルブルクで12月7日に行われる予定となっている。