4ドアクーペの先駆け「メルセデスベンツ新型CLS」日本で発売開始。価格799万円から

メルセデス・ベンツ新型CLS

メルセデス・ベンツ日本は6月25日、新型「CLS」の発売を開始した。スポーティーかつ流麗なデザインとサルーンの快適性が融合した「4ドアクーペ」の先駆けは、7年ぶりにフルモデルチェンジ。最新のパワートレインとメルセデスの新しいデザイン言語を採用、Sクラスと同等の自動運転技術などが搭載される。

モデルは2種類。194馬力、最大トルク400Nmを誇る2リッター直列4気筒ディーゼルターボの「220d スポーツ」と、3リッター直列6気筒ターボとハイブリッドを組み合わせたM256エンジンを積む「450 4MATIC スポーツ」。M256エンジンは単体で367馬力、500Nmを発生。これに16kW、250Nmの電気モーター「ISG」が組み込まれ、回生ブレーキによる発電を行う。価格は799万円(税込)~。

外観デザイン

低い位置に置かれたリアのコンビネーションランプが、ワイドなプロポーションを強調。

フロントには、シングルルーバータイプのダイヤモンドグリルを採用。細く、幅の広いデザインのヘッドライトはシャープでダイナミックな印象を与える。

緩やかに描かれたアーチとなだらかな流線形のルーフラインが美しいサイドビュー。


メルセデス・ベンツ新型CLS 220 d


メルセデス・ベンツ新型CLS 450 Sports


ハイグロスブラック19インチ

インテリアデザイン

新型CLSは、モデル初の5人乗り。後席の乗降性が向上したほか、バックレストは40:20:40の分割可倒式、最大容量520Lの大型なトランクを備え、日常の利便性が十分に考慮されている。

インテリアカラーは、今回新色となる「マサラブラウン/エスプレッソブラウン」や「マキアートベージュ/マグマグレー」を始め、5色から選択可能。

ヘッドアップディスプレイには、ドライバーの視野に直接入るべきさまざまな情報を表示。

2つの高精細12.3インチワイドディスプレイを一枚のガラスカバーで融合したコックピットディスプレイは、3種類のデザインを好みで設定できる。

タービンエンジンをイメージしたフォルムを持つ送風口は、64色から選択可能なイルミネーションを備え「イルミネーテッドエアアウトレット」と呼ばれる。エアコンの温度を上げるとアンビエントライトが赤く、温度を下げると青く光るなど、操作内容が直感的に感じられる機能を備える。

運転支援システム「インテリジェントドライブ」

「Sクラス」と同等の運転支援システム「インテリジェントドライブ」を標準装備。先行車だけでなく車線やガードレールなど周囲の状況を認識することでステアリング操作をアシストする。また、高速道路上での停止後30秒以内であれば自動的に再発進が可能であったり、ウインカー操作するだけで自動的に車線を変更する事もできる。更に、走行中のドライバーを監視、異常があった場合に車線を維持しながら緩やかに減速・停止するアシスト機能なども搭載する。

テレマティクスサービスの「Mercedes me connect」も全モデルに標準装備される。24時間緊急通報サービスなどを最長10年間無償で提供する「安心安全サービス」、「リモートパーキングアシスト」を3年間無償提供する「快適サービス」などのサービスが受けられる。

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