メルセデスAMGの上級技術者2名が離脱…2019年に向けてチーム再編の動き

メルセデスAMGのアルド・コスタcopyright Mercedes AMG

F1に参戦するメルセデスAMGペトロナス・モータースポーツは7月12日、エンジニアリング・ディレクターを務めるアルド・コスタ(57歳/イタリア)と、パフォーマンス・ディレクターのマーク・エリス(57歳/イギリス)が今季限りでチームを去ると発表した。F1世界選手権5連覇を目指しているチャンピオンチームは2019年に向けて技術チームを再編する。

ボローニャ大学で機械工学を学んだコスタは、ミナルディでテクニカルディレクターを務めた後、1995年にスクーデリア・フェラーリに移籍。2つのチームで輝かしいキャリアを築いた後、2011年にメルセデスに入社した。

当時のチーム代表ロス・ブラウンのもと、コスタはチームの技術部門を再編。以降、メルセデスのマシンデザインを手がけF1チャンピオンシップ4連覇の中心的な役割を果たしてきた。

コスタは2019年にチームのテクニカルアドバイザーという形で一戦を退き、現チーフデザイナー、ジョン・オーウェンが後任を務める。退任の理由は、母国イタリアの家族と過ごす時間を増やすためだという。

一方のエリスはレッドブル・レーシングでの選手権連覇に貢献した後、2014年にメルセデスに移籍し現職に。エリスは業務引き継ぎのため2019年中頃までメルセデスに籍を置き、その後退社。サバティカル休暇に入る。後任はチーフ・ビークル・ダイナミシストのロイック・セラが務める。

オーウェンとエリスはテクニカルディレクターのジェームス・アリソン直属の部下として、来シーズン以降の技術部門をリードしていく。チーム代表を務めるトト・ウォルフは、優れた組織を維持するためには流動性が必要であり、今回の再編は”若い世代へバトンタッチする素晴らしいチャンスだ”との声明を発表した。

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