マクラーレンF1、米エアー・ゲイン社との複数年提携を発表
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マクラーレン・テクノロジー・グループは31日、エアー・ゲイン社(Airgain)との複数年に渡るパートナーシップ締結を発表した。米国カリフォルニア州サンディエゴに本社を置くエアー・ゲイン社は、無線コネクティビティ・プラットフォーム分野の業界リーダ。車載無線システムやIOT等、幅広い顧客と業界に無線インフラ・ソリューションを提供している。
マクラーレンCEOのザク・ブラウンは、マクラーレンF1チームの新しいスポンサーを歓迎する声明を発表した。エアー・ゲインがF1に進出するのは今回が初となる。
「エアー・ゲイン社が、F1に進出する上で我々マクラーレンをパートナーとして選んでくれた事を嬉しく思います。同社によって切り開かれた技術は、自動車産業や企業、そして家庭環境に至るまで、高性能のワイヤレス接続分野をリードする最先端の技術です。今回の提携はマクラーレンとエアー・ゲインの双方にとって、トラック内外を問わずパフォーマンス上の利点をもたらす事になるでしょう」
エアー・ゲイン社のチャック・マイヤーズ最高経営責任者(CEO)はブラウンの主張に同意、同社の専門知識によってマクラーレンはパフォーマンス向上を達成するだろうとの認識を示した。ワイヤレス接続ソリューションに関する今回の提携は、F1だけでなくマクラーレンの市販車部門等、広範な領域に及ぶ見通し。