マクラーレン、偉大な才能の引退を惜しむ「アロンソはF1を代表する傑出したレジェンド」

キモアとの提携を喜ぶフェルナンド・アロンソとザク・ブラウンcopyright Mclaren

マクラーレンのザク・ブラウンCEOはフェルナンド・アロンソの引退に際して声明を発表。「アロンソはF1を代表する傑出したレジェンド」であると述べ感謝の意を表すと共に、偉大な才能がF1から去る事を嘆いた。

マクラーレンは14日、アロンソの現役引退を発表。アロンソが3度目のタイトルを目指して2019年シーズンのF1を走る事はないと名言した。来季の活動については未だ発表がないものの、アロンソはインディ500への挑戦を重要視しており、近い内にインディカー参戦が発表される可能性が濃厚となっている。

「フェルナンドは、マクラーレンのみならずF1を代表する傑出した存在だった」とブラウンCEO「同世代のドライバーの中でずば抜けた才能を持ち、偉大なF1ドライバーであり続けた。彼が身を置いた17年という年月は、F1の歴史を一層素晴らしいものとした」

「誰にでも変化が必要な時というものがあり、フェルナンドにとっては今シーズン末がその時だった。現在の彼がキャリア絶頂期にある事を信じて疑わないが、それでもなおこのスポーツを離れるという彼の決断を尊重している。率直な話し合いの場を持ち、最終的にこのような結論に至る事となった」

「この数カ月はフェルナンドの今後について評価してきたが、その間も彼の競争力が衰える事はなかった。常に最高レベルのパフォーマンスを発揮し続けてきたし、この後に控える9戦を残した今年のチャンピオンシップでも、その才能を披露してくれるはずだ」

「フェルナンドはマクラーレンに多大な貢献をしてくれた。これについて異論を持つチームスタッフは一人もいない。マクラーレンにとってもF1にとっても彼はレジェンドなのだ。フェルナンドはマクラーレンが紡いできた歴史の中で重要な役割を担い、輝かしいドライバーの1人として名を残す事になる。シェイク・モハメドCEOや大株主のマンスール・オジェら役員全員を代表し、フェルナンドの今後の活躍を祈っている」

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