史上5人目快挙!フェルスタッペン、4年連続F1タイトルを獲得「絶対に不可能だと思ってた」

2024年F1ワールドドライバーズチャンピオンに輝き、パルクフェルメで喜ぶマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)、2024年11月23日(土) F1ラスベガスGP(ラスベガス市街地コース)Courtesy Of Red Bull Content Pool

レッドブルのマックス・フェルスタッペンが2024年のF1第22戦ラスベガスGPを5位でフィニッシュし、シーズン2戦を残して4年連続となるF1ドライバーズ・チャンピオンシップを制した。

タイトル争いの唯一のライバルであるランド・ノリスは、競争力に欠けるマクラーレンで苦戦。フェルスタッペンはレースを通して余裕を持ってノリスを抑え込んだ。

終盤に向けてはフェラーリ勢にオーバーテイクを許し、惜しくも表彰台を逃したが、それでもタイトルを確定させた。

この結果、フェルスタッペンは、ファン・マヌエル・ファンジオ、ミハエル・シューマッハ、セバスチャン・ベッテル、ルイス・ハミルトンに続くF1史上5人目の4年連続チャンピオンに輝いた。

順風満帆だったわけではない。レッドブルRB20はシーズン序盤こそ、他を圧倒するパフォーマンスを発揮したが、中盤以降は競争力を失い、レッドブルはコンストラクターズ選手権でマクラーレンとフェラーリに次ぐ3位でシーズンを終える見込みだ。

チャンピオンインタビューに応じたフェルスタッペンは「長いシーズンだった。序盤に素晴らしいスタートを切って、その時はほとんどクルージングしてるような感覚だったけれど、その後は厳しい局面が続いた」と語った。

「でもチーム一丸となって改善に取り組み続け、こうしてやり遂げることができた」

「チームのみんなが僕のためにやってくれたことを本当に誇りに思う」

「こうして4度の世界チャンピオンとして今の場に立てるなんて、絶対に不可能だと思ってた。今は兎に角、ホッとしている。そして同時に本当に誇らしく思ってる」

75年に及ぶFIA-F1世界選手権の歴史の中で、5回以上のドライバーズチャンピオンに輝いたのはハミルトン、シューマッハ、ファンジオの3名のみだ。

F1ラスベガスGP特集

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