シュタイナーによるRB買収の憶測「本当に理解できない」とヘルムート・マルコ

パドックで話すRBのピーター・バイエルCEOとレッドブルのモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコ、2024年3月24日(日) F1オーストラリアGP(アルバートパーク・サーキット)Courtesy Of Red Bull Content Pool

昨年までハースF1チームの代表を努めていたギュンター・シュタイナーが投資家と組み、角田裕毅擁するRBチームの買収を企てている可能性があるとの報道についてレッドブルのモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコは「本当に理解できない」と全面的に否定した。

auto sport webは4月15日(月)、シュタイナーがF1参戦に向けて資金を提供する用意がある投資家を組み、RBにターゲットを定めている可能性があると伝えた。

報道によるとレッドブルは、2030年までのレッドブル製パワーユニットを使用することや、2030年まで少なくとも1名のレッドブル・ジュニアドライバーを起用することなどをRB売却の条件としているという。

しかしながらマルコは、中国GPの開幕を翌日に控えた4月18日(木)に公開されたオーストリア紙「クライネ・ツァイトゥング」とのインタビューの中で、チームの売却については株主との間で確固たる合意が取れており、現時点で売却の予定はなく、誤った報道だと主張した。

RBの売却に関する日本での憶測について問われたマルコは「こうした噂が何度となく、何処からやってくるのか本当に理解できない。すべては株主との間で明確にされており、確定している」と語った。

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