2017年F1マレーシアGP:ドライバー別ピレリタイヤ配分表 / 赤色スーパーソフトが大人気
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F1公式のタイヤサプライヤーを務めるピレリは、第15戦F1マレーシアGPでの各ドライバー毎のタイヤ配分を発表した。2017年のマレーシアグランプリは9月29日(金)~10月1日(日)にセパン・インターナショナル・サーキットで開催される。
ピレリは赤色のスーパーソフト、黄色のソフト、白色のミディアム3種類のコンパウンドをセパンに持ち込む。この組み合わせは、中国、バーレーン、アゼルバイジャン、英国、ハンガリー、イタリア、日本そしてブラジルと同じである。昨年はハード、ミディアム、ソフトのラインナップであったため、セパンでのスーパーソフトがどのような振る舞いをするのかに注目が集まる。
20名中17人がミディアムを1セットのみチョイス、2セット選んだのはバルテリ・ボッタス、ケビン・マグヌッセン、マーカス・エリクソンの3人のみ。ミディアムは捨てタイヤとなりそうだ。全ドライバーが7セット以上を選択したスーパーソフトタイヤが主流となる。
メルセデスは赤のSSが7本ずつであるのに対して、フェラーリは9セットを選択。フェラーリはメルセデスよりも柔らかめのコンパウンドを好む傾向がある。マクラーレン・ホンダとウィリアムズは全チーム中最多となる10セットのスーパーソフトを選択、アグレッシブな戦略を狙っているようだ。
マレーシアGPは19年目の今年を以てF1カレンダーから姿を消す事が決定しており、今年が最後のF1開催となる。2017年のマレーシアGPは、日本時間29日(金)12時から始まるフリー走行で幕を開ける。