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ついに、第85回ル・マン24時間レースの戦いの火蓋が切って落とされた。日本時間6月14日(木)23時から行われた公式練習走行でトップタイムを記録したのは、ポルシェLMPチーム1号車。かつてザウバーF1チームのテストドライバーを務めていた事もあるニール・ヤニが3分20秒362をマークし、タイムシート最上位につけた。
2番手には小林可夢偉の駆るトヨタTS050ハイブリッド7号車が、ポルシェから遅れること0.604秒の3分20秒966を記録、51周を走った。3番手にはポルシェ2号車、4番手にはトヨタ8号車が続いた。ホセ・マリア・ロペスがトップから1.613秒遅れのタイムをマークしたトヨタ9号車は、5番手という結果に終わった。
レース・ウィーク初日となるこの日のサルト・サーキットは好天に恵まれ、気温29.3°C/路面温度29.3°Cのコンディションの中、各車4時間のフリープラクティスでマシンの調整を行った。
LMP1クラス順位結果とタイム
| Pos. | Team | Driver | Best Time | Gap |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ポルシェLMPチーム #1 | ニール・ヤニ | 3:20.362 | – |
| 2 | トヨタ・ガズーレーシング #7 | 小林可夢偉 | 3:20.966 | 0.604 |
| 3 | ポルシェLMPチーム #2 | ティモ・ベルンハルト | 3:21.687 | 1.325 |
| 4 | トヨタ・ガズーレーシング #8 | 中嶋一貴 | 3:21.775 | 1.413 |
| 5 | トヨタ・ガズーレーシング #9 | ホセ・マリア・ロペス | 3:21.975 | 1.613 |
公式予選1回目は、この後15日(木)朝5時から行われる予定となっている。