ルマン24 Virtual : 鯖障害で2度目の赤旗…フェルスタッペンの20号車、残り3時間で復活
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ル・マン24時間バーチャル(24 Hours of Le Mans Virtual)の決勝レースが残り3時間を切った。LMP2クラスはレベリオン・ウィリアムズの1号車と13号車が先頭を争う。GTEクラスはポルシェeスポーツチームの30号車がトップを快走する。
19時間半が経過したところで再びサーバーに障害が発生。レースは5時間経過後のサーバー再起動に続く2度目の赤旗中断を強いられた。30分程してセーフティーカー先導の下で再開されると、チームレッドライン20号車のレース復帰がアナウンスされた。
We're under red flag as we encountered a technical issue with the servers. The race will resume as soon as possible.#WEC #LeMans24Virtual pic.twitter.com/tjrzvD4LdK
— FIA World Endurance Championship (@FIAWEC) June 14, 2020
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、マクラーレンのランド・ノリス及び、オランダ出身のアッツェ・ケルコフとフィンランド出身のグレガー・フトゥと共にオレカ07 LMP2マシンをシェア。チームレッドラインとして、rFactor2を舞台とする世界最大規模のシム耐久戦に参戦した。
優勝候補筆頭に数えられていたシムレース界の強豪チームは、前半戦で終始トップ争いを繰り広げていたものの、ピットレーン内での接触事故に見舞われた後、技術的な不具合が原因と見られるクラッシュによってマシンを破損した。
修理のために多くの時間を失った挙げ句、AIにコントロールを奪われドライバー達はサーバーにログインできなくなったようで、11時間が経過したところで事実上のリタイヤを強いられた。
なお1度目のレッドフラッグの際も、クラッシュによるストップ・アンド・ゴー・ペナルティの影響でガス欠に追い込まれリタイヤした、フェルナンド・アロンソとルーベンス・バリチェロのFA/RB ALLINSPORTの14号車が生還措置を受けている。
シムレースは現実世界のレースとは異なりエンジンブロー等のメカニカルトラブルがなく、また、排水溝の蓋が飛んで車両が破損する事も観客がコースに飛び出してくる事もない分、シム特有のアクシデントが起こる事もある。
レースの模様は以下のWEC公式YouTubeチャンネルにて無料配信されている。ライブタイミングはこちら。