2024年F1ラスベガスGP《決勝》ハイライト動画:2年ぶりのメルセデス無双…フェルスタッペン、2年連続で土曜の夜にタイトルを獲得

2024年F1ラスベガスGPの決勝を1-2フィニッシュしたジョージ・ラッセルとルイス・ハミルトン(メルセデス)が健闘を称え合う-2024年11月23日ラスベガス市街地コースCourtesy Of Mercedes-Benz Grand Prix Ltd.

2024年FIA-F1世界選手権第22戦ラスベガスGPの決勝レースは、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がポール・トゥ・ウインを飾り、10番手スタートのルイス・ハミルトンが2位に入ったことで、メルセデスが2022年のサンパウロ以来、2年ぶりの1-2フィニッシュを果たした。

一方、チャンピオン争いが懸かっていたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、ランド・ノリス(マクラーレン)を抑えて5位でフィニッシュし、4年連続のドライバーズタイトルを確定させた。

決勝:ハイライト動画

3番グリッドからスタートしたピエール・ガスリー(アルピーヌ)は、15周目にリアから白煙が上がり、ガレージにクルマを入れてリタイアした。期待を結果につなげることができず、フラストレーションを爆発させた。

当初は1ストップ戦略が主流と見られていたが、フロントタイヤのグレイニングに苦しむ車両が続出。27周目にフェルスタッペンとハミルトンが追加のピットストップを行ったのを皮切りに、他車も続々と2回目のストップを実施した。

カルロス・サインツ(フェラーリ)はピットイン直前、準備不足を理由にステイアウトを命じられる混乱に見舞われ、「みんな、目を覚ませよ!」と苛立ちをあらわにした。

7番グリッドに着いた角田裕毅は、レース序盤にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)を抑え込むことに成功するも、ピアストリから4周遅れのピットストップを終えてアンダーカットを許した。

その後、終盤に向けてはニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)にDRSを許し、残り7周で9番手に後退したが、セルジオ・ペレス(レッドブル)の猛追を抑え切り、9位でフィニッシュし貴重な2ポイントを獲得した。

ケビン・マグヌッセン(ハース)とリアム・ローソン(RB)をまとめて抜き去る見事なオーバーテイクを披露したペレスは10位フィニッシュ、1ポイントを持ち帰った。

2024年F1ラスベガスGP《決勝》結果


ロサイル・インターナショナル・サーキットを舞台とする次戦カタールGPは、11月29日のフリー走行1で幕を開ける。今季最終6回目のスプリントが予定される。

F1ラスベガスGP特集

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