小林可夢偉、フェルナンド・アロンソとタッグを組みデイトナ24時間に参戦「すごく楽しみ!」
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フェルナンド・アロンソと小林可夢偉。日本人F1ファンにとって夢のタッグが実現した。かつてF1でしのぎを削た二人のドライバーは、来年1月25日から27日にかけて開催されるデイトナ24時間レースに参戦する。
デイトナ24時間レースは世界三大耐久レースの一つに数えられており、毎年IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権(WSCC)の開幕戦として1月にデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催されている。
両者は今年トヨタガズーレーシングからWEC世界耐久選手権に参戦しているものの、ドライブしているのは別のマシン。デイトナ24時間では強豪ウェイン・テイラー・レーシングでコニカミノルタ・キャデラック10号車を共有する。
フェルナンド・アロンソは昨年のデイトナ24時間に、マクラーレンCEOのザク・ブラウンがオーナーを務めるユナイテッド・オートスポーツから参戦。耐久レース及びプロトタイプカーレースでのデビューを飾った。決勝ではフィル・ハンソンとランド・ノリスと23号車を共有。プロトタイプクラス13位、総合38位に終わった。
フェルナンド・アロンソとは異なり、小林可夢偉にとっては北米スポーツカーに参戦するのは今回が初めて。意気込みは如何ほどか。
「まずはじめに今回伝統あるデイトナ24時間レースに参戦するチャンスを作ってくださったコニカミノルタ・キャデラックDPi-V.Rチームとチームオーナーのウェイン・テイラーに感謝いたします」と小林可夢偉。自身の公式サイトにこう綴った。
「デイトナ24時間レースは世界的に有名な耐久レースのひとつでもあり、そのレースに2017年に優勝している強豪チームからデビューできることに興奮しています」
「僕にとっては初めての北米シリーズのレースにもなりますし、コニカミノルタ・キャデラック DPi-V.Rチームの一員としていいレースができるのを楽しみにしています。みなさま応援よろしくお願いいたします」
キャデラックDPi-V.Rは2017と2018年に連覇を達成。昨年のレースでは、ジョアン・バルボーザ/フェリペ・アボークァキ/クリスチャン・フィッティパルディの5号車が総合トップでチェッカーを受け優勝を果たしている。