ダニール・クビアト「鈴鹿は伝説的コーナーを持つ並外れたサーキット」

トロロッソ・ホンダのダニール・クビアト、2019年F1スペインGP初日copyright Red Bull Content Pool

トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが、2019年FIA F1世界選手権第17戦日本GPを前に、舞台となる鈴鹿サーキットや日本のファン、そしてレースへの意気込みなどを語った。

クビアトは過去3度、鈴鹿サーキットを走っているが、いずれも入賞圏外でレースを終えており、未だポイント獲得には至っていない。鈴鹿での最高成績は、トロロッソ・ルノー在籍時の2014年の11位。

鈴鹿は伝説的コーナーを持つ並外れたサーキット

ダニール・クビアト

ロシアでのレースは凄く楽しかったし、地元ファンの前ということもあって特別な週末になったけど、週末の流れとしては厳しかった。でも、後方スタートでの12位という結果には満足してるし、僕らのマシンに競争力があることを証明できたと思う。このポジティブな勢いを、年間ハイライトの一つであるF1日本GPで発揮できたらなって思ってる。

鈴鹿は並外れて素晴らしいコースだ。高速区間を持ちながらも、伝説的なコーナーを併せ持っている。ラップ序盤のS字にデグナー、そして130Rでは勇敢さが試される。ウエットコンディションならなおさらだ。

高速コーナーでのドライビングが試されるだけに、ドライバーたちはみんな鈴鹿を愛している。鈴鹿のコーナーを攻略することは、レーシングドライバーとしての誇りのようなものなんだ。オーバーテイクのチャンスもあるし、レースの観点から見ても楽しいサーキットだと思う。だからこそ鈴鹿は長年にわたって素晴らしいレースを演出してきたのさ。

雰囲気も最高だ。日本のファンは特別な存在だよ。Toro RossoにとってもRed Bullにとっても、Hondaパワーユニットを搭載するチームにとっては本当に特別なレースだ。レッドブルファミリーにとっては母国レースみたいな雰囲気になるんじゃないかな。

ファンからたくさん応援してもらえるだろうし、凄くエキサイティングな週末になると思う。ファンの皆に良いレースを見せてあげたい。残念ながら、2014年に初めて鈴鹿でレースをしてからというもの、僕はまだ鈴鹿で入賞したことがなんだ。今回はホンダと一緒だし、今週末こそはポイントを獲ってみせるよ。


日本GPの戦いの舞台となるのは、ホンダのお膝元、三重県鈴鹿サーキット。1周5807mのコースは世界屈指の高速セクション「S字」を擁し、多くのドライバー達が難コースとして名を挙げる。

台風一過の好天に恵まれた昨年のグランプリでは、ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウインを果たし、2位にバルテリ・ボッタス、3位にマックス・フェルスタッペンという結果だった。

2019年のF1日本GPは、10月11日(金)10時からのフリー走行1で幕を開ける。

F1日本GP特集

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了