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日本時間9月6日22時に第8戦イタリアGP決勝レースがブラックアウトを迎えた。24周目にホームグランプリのスクーデリア・フェラーリ、シャルル・ルクレールが最終コーナーのパラボリカでクラッシュした事で、レースは現在赤旗中断が続いている。
モンツァ・サーキットでの53周のレースは、気温27.7℃と暑いドライコンディションの下で開始された。
最前列のバルテリ・ボッタス(メルセデス)が蹴り出しで失速した事で、注目のオープニングラップではターン1までに3番手のカルロス・サインツ(マクラーレン)が2番手に浮上。続くロッジアのシケインでは6番手のランド・ノリス(マクラーレン)がボッタスを抜き去り、3番手にポジションを上げた。
1周目を終えて、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)3ポジションダウンの8番手に、同じRB16を駆るアレックス・アルボンはターン1でイン側にいたピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)と接触し、6ポジションダウンの15番手に後退した。アルボンは他車に十分なスペースを残さなかったとして5秒ペナルティを受けた。
5周目には、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がブレーキトラブルに見舞われてしまい、シケインで止まれずポリスチレン製のマーカーボードを突っ切り、14回目のモンツァにして初めてリタイヤを喫した。
LAP 6/53
Vettel can't get the car stopped at Turn 1, and dramatically smashes through the polystyrene barrier
VET 📻: "Brakes failed. The brakes failed."#ItalianGP 🇮🇹 #F1 pic.twitter.com/Vf8zO36lTC
— Formula 1 (@F1) September 6, 2020
ピットストップウィンドウが開いた19周目、ケビン・マグヌッセン(ハース)が「何かが壊れた」と訴えコース脇にマシンを停めた。この影響で一旦イエローフラッグが振られたが、後にセーフティーカーが導入された。
このタイミングで、首位を走っていたルイス・ハミルトン(メルセデス)とアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)がタイヤ交換に動いたが、ピットレーンが閉鎖されている状態であったため審議の対象となり、各々に10秒のストップ・アンド・ゴー・ペナルティが科された。
レースはルクレールのクラッシュの影響で赤旗中断となっており、日本時間23時20分に再開される予定となっている。事実上のトップに立っているのはランス・ストロール、2番手にピエール・ガスリー、3番手にキミ・ライコネンが続く。
SAFETY CAR (LAP 24/53)
The Safety Car comes back out as Leclerc has a frightening crash at Parabolica
Charles is out of the car and okay#ItalianGP 🇮🇹 #F1 pic.twitter.com/BLUjaIGKwq
— Formula 1 (@F1) September 6, 2020