トロロッソ、多岐に渡るテストを実施「かなりの成果を上げることが出来た」F1ハンガリーテスト《初日》2018
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スクーデリア・トロロッソのジョナサン・エドルズが、ハンガロリンクで開催された公式合同テスト初日のプログラム内容を説明した。
トロロッソ・ホンダは7月31日火曜に行われた2018年インシーズン・ハンガリー合同テスト1日目に2台のSTR13を投入。通常のテストプログラムにはブレンドン・ハートレーを、2019年型ピレリタイヤテストにはテストドライバーのショーン・ゲラエルを起用した。
トロロッソ・ホンダ：F1ハンガリーテスト初日を終えて
ジョナサン・エドルズチーフレースエンジニア
非常に慌ただしい一日だったが、ブタペストでのテスト初日はとても生産的だった。我々は2台のマシンを用意し、1台は通常のテストプログラム、もう1台はタイヤテストに充てる事になった。
通常のテストを担当したブレンドンは、メカニカルセットアップ、空力関連の作業、タイヤの最適化、そしてホンダのパワーユニットテストに集中して取り組み、非常に包括的なプランをこなしてくれた。時間的制約が大きいレース週末には行えないような厳格な科学的見地に基づいたテストを行ったんだ。これから先のレースで投入する事になるシャシー関連のテストアイテムを多数実施したが、いずれもかなりの成功と言える成果を上げることが出来た。
パワーユニットに関連したテスト項目も多かったのだが、これらも非常に上手く機能していた。今日、他のチームの多くが行っていたように、明日はエアロレイクをたくさん取り付けて空力に関連したテストを行う予定だ。
ハンガリーGP週末中にかなり進化させる事が出来たとは言え、改めて確認・改善させるために、非常に暑いコンディションの中でのタイヤの理解を深める作業にも取り組んだ。とても生産的な1日を過ごすことができたし、今回試したアイテムが非常に有望なパフォーマンスを示していたので、今後のレースで投入するのが楽しみだよ。
明日はブレンドンとピエールがピレリタイヤテストを分担し、ショーンが通常のテストを担当する予定だ。
初日はスクーデリア・フェラーリSF71Hのステアリングを握ったアントニオ・ジョビナッツィが非公式コースレコードでトップタイムを記録。桃色ハイパーソフトタイヤを履いて1分15秒648をマークした。
トロロッソ・ホンダ勢はブレンドン・ハートレーが最多周回126周を走破しウルトラソフトで3番手。19年タイヤテストを担当したショーン・ゲラエルはクラッシュによって後半2時間を棒に振った。