クビアト、自己最高位獲得の思い出地へ「今となっては大昔の事のよう」

2019年F1ローンチイベントに参加するトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトcopyright Red Bull Content Pool

トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが、2019年FIA F1世界選手権第12戦ハンガリーGPに先立って抱負を語った。クビアトはレッドブル在籍時の2015年に、ハンガロリンクでキャリアベストの2位表彰台を獲得している。

前戦ドイツGPでの3位表彰台獲得によって、クビアトは一気にドライバーズランキング8位に浮上。続くハンガリーでも大量ポイントを得て、サマーブレイクを迎えたいところだ。

自己最高位獲得の思い出地へ

ダニール・クビアト

前回のドイツGPでは3年ぶりに表彰台に乗ることができて、信じられない位に素晴らしい体験になった。決勝までは厳しい状況が続いていたし、予選も苦戦してしまったから日曜は厳しくなるだろうと思っていたんだ。それだけに、喜びもひとしおだった。娘が生まれた翌日に表彰台に立てるなんて、なんだか夢のような感じだよ。

ハンガリーへは水曜日に到着する予定だ。夏休み前最後のレースだね。ハンガロリンクは好きだよ。「壁のないモナコ」って言われるように、低速コーナーが多くて独特で面白いサーキットだ。ただし中高速コーナーもあるから、単純な低速サーキットとも言い切れない。

ここでは、2015年に僕のベストリザルトである2位フィニッシュを果たしたけど、今では遠い昔のことのように感じる。例年ここは、トロロッソにとって相性の良いサーキットだから、マシンバランスを見出して、今年もいい結果が出せればって思ってる。

走っていて楽しいコースだけど、オーバーテイクが難しいから、遅いクルマに足止めされると、戦略の変更が必要になるなど厳しい状況に陥ることになる。ハンガリーは一年の中で7月が最も気温が高く、クルマの中も暑くなるから体力的にも厳しい。それにストレートがほとんどないから、リラックスする時間も取れない。


ハンガリーGPの舞台となるのは、低速かつ1周僅か4381mと短いショートコースのハンガロリンク。「壁のないモナコ」と称されるほどオーバーテイクが難しい。

ドライコンディションとなった昨年のグランプリでは、メルセデスのルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウイン。2位にフェラーリのセバスチャン・ベッテル、3位にキミ・ライコネンが続く結果となった。

F1ハンガリーGPは、日本時間8月2日(金)18時からのフリー走行1で幕を開ける。

F1ハンガリーGP特集

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了