ハースF1、2019年の新車「VF-19」のカラーリングとデザインを発表!
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ハースF1チーム(Haas F1 Team)は2月7日(木)、英国ロンドンの王立自動車クラブでローンチイベントを開催し、2019年のFIA F1世界選手権に投入する新車「VF-19」のカラーリングとデザインを発表した。2019年型F1マシンのデザインを明らかにしたのはハースが初。
会場にはレギュラードライバーを務めるロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセン、チーム代表のギュンター・シュタイナー、そしてリッチエナジー社のウィリアム・ストーリー最高経営責任者が駆けつけた。
© Haas、2019年仕様のレーシングスーツを着たロマン・グロージャン、ピエトロ・フィッティパルディ、ケビン・マグヌッセン
二人のドライバーによってアンカバーされたマシンは昨年までと一変。今年新しくタイトルスポンサーとなった英国のエナジードリンク企業「リッチエナジー」のブランドカラーを採用し、黒をベースにゴールドがあしらわれたデザインに変貌した。実戦投入されるクルマは、2月18日に開幕を迎えるバルセロナテストで明らかにされる予定だ。
シャシー名の「VF」は、母体である工作機械会社のハース・オートメーションが1998年に制作したCNCマシン「VF-1」に由来しており、オーナーのジーン・ハースは「Very First One」の意味を込め、同チームの車体名に採用し続けている。
「VF-19」はマラネロが手がけるフェラーリ製F1パワーユニットを搭載。ハースは昨年達成したチーム史上最高位となるコンストラクター選手権5位以上を目標に選手権に挑む。なおストーリーCEOは、2019シーズンのハースはレッドブル・ホンダを幾度となく打ち負かせると自信を示している。