敵陣での優勝、そして復帰後初表彰台…喜びに湧くフェルスタッペンとクビアト
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F1ドイツGPで2台のホンダエンジン勢が表彰台に上がった。優勝したのは雨のスペシャリスト、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)。3位表彰台は、能力不足を理由に一昨年チームとの契約が解除され、今年1年ぶりにF1復帰を果たしたダニール・クビアトが掴んだ。
フェルスタッペンはトップ3インタビューに答え、その胸中を次のように表現した。「本当に難しいレースだったけど、最終的に勝てて最高の気分だ!ミスをしないように心がけた努力が報われた。ここで優勝できるなんて本当に最高だ!!」
クビアトは前日に第一子が誕生したばかり。授かりものが授けてくれた3位の栄冠だった。「また表彰台に戻ってこられて本当に嬉しい。久々にチームに復帰してこういった成果を挙げられて本当に特別な気分だ。まるでブラックジョーク的なホラー映画みたいな展開だったね(笑」
この日のホッケンハイムリンクは雨に見舞われ、3度セーフティーカーが出動。5台がリタイヤする荒れた展開となった。お膝元でのホームレースとなったメルセデス勢は撃沈。共にポイント獲得なくレースを終えた。