大好きな国ニッポン、鈴鹿に行く際は「鞄の半分を空に!」とピエール・ガスリー…日本が特別な理由を語る

渋谷センター街を歩くピエール・ガスリー(アルピーヌ)、2024年4月F1日本GPcopyright pierregasly@Instagram

ドライバーやF1チーム関係者、パドックの誰もが愛する鈴鹿、そして日本が特別な理由は何処にあるのか? フランス人ドライバーのピエール・ガスリーに投げかけられたのはそんな質問だった。

ガスリーは角田裕毅(RBフォーミュラ1)を除く現行グリッドの中で日本との関係が最も深いドライバーと言える。

F1デビューを前にホンダエンジンを搭載するチーム無限から全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)に参戦し、2018年にホンダと共にスクーデリア・トロロッソに合流すると、2021年からの2年間に渡っては4歳年下の日本人ドライバー、角田裕毅とタッグを組んだ。

SF時代から数えて自身7度目の鈴鹿での週末に先立ち、何が日本をそれほどまでに特別なものにしているのか?とオランダメディアから質問されたガスリーは「僕らドライバーは空港や駅に着いた瞬間から既に、あるいはサーキットに着いた木曜の段階から、それを感じ取ることができると思う」と答えた。

「ここは本当にユニークだ。木曜にも関わらずグランドスタンドにはもうファンの皆がいて、メカニックがクルマを組み立てたり、パーツを一つずつ合わせ込んでいく作業をただただ、見ているんだ」

「彼らの情熱は兎に角、信じがたいレベルで、凄くユニークな方法で僕らをサポートしてくれている」

「毎回そうしているんだけど、ここに来る時は、鞄の半分を空の状態にしておかなきゃならないんだ。何故かと言うと、ここを離れる時はファンから貰った何百というおもちゃや贈り物を持って帰る事になるからね! スーパーフォーミュラの時からそうさ」

「日本人が持つ価値観やリスペクトの念から、個人的に僕は日本が大好きなんだ。ヨーロッパや故郷(フランス)とは全く違っていて、本当にユニークな所だと思う」

「サーキット自体もカレンダーの中で最速のものの一つだしね。F1マシンのパワーとダウンフォースを実感させてくれる。だから間違いなく僕のリストのトップだね」

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