アルピーヌ:今季4度目のQ3果たしたアロンソ「概ね期待通り」母国オコンは3戦連続Q3逃す

ポール・リカール・サーキットのピットレーンを走行するアルピーヌのフェルナンド・アロンソ、2021年6月19日F1フランスGPにてCourtesy Of Alpine Racing

アルピーヌF1チームは6月19日のF1フランスGP公式予選で、フェルナンド・アロンソが今季4度目のQ3進出を果たして9番手を獲得した一方、地元ファンの声援を受けるエステバン・オコンは11番手と、3戦連続でQ3進出を逃した。

レーシングディレクターを務めるダビデ・ブリビオは、タイトな中団争いの中で「フェルナンドはQ3進出という素晴らしい仕事をしてくれた」と評価。対してオコンは僅差でQ2ノックアウトを喫したとして「残念」と語った。

アルピーヌ:F1フランスGP予選

フェルナンド・アロンソ予選: 9位, FP3: 7位

今日の結果には満足だ。概ね期待通りのポジションだった。予選に向けて良いペースを刻めていたし、いくつかの例外を除いてセッション中は殆どのラップを最大限に活かしてアタックできたと思う。

明日は同じタイヤを履く速い連中に囲まれてのレースになるから大接戦になるだろうけど、スタートポジションに不満を言ってもしょうがないわけで、明日はポイントを持ち帰るためにきちんと準備を整えてレースに臨まなきゃならない。

エステバン・オコン予選: 11位, FP3: 8位

トップ10入りを逃したのは残念だけど、重要なのは明日の結果であって今日じゃない。

ソフトタイヤの感触が良く予選Q1では良いスタートを切れたけど、Q2で履いたミディアムではペースが上がらず僅差でQ3を逃してしまった。

今は悔しいけど、まだ週末は終わっちゃいない。明日は既成概念に囚われる事なく柔軟に戦略を練って、ポイント獲得を目指して全力を尽くすつもりだ。


ポールポジションはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。2番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)。3番手はバルテリ・ボッタス(メルセデス)という結果となった。

2021年 F1フランスグランプリ決勝レースは、日本時間6月20日(日)22時にスタート。1周5,842mのポール・リカール・サーキットを53周する事でチャンピオンシップを争う。

F1フランスGP特集

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了