ピエール・ガスリー、母国でトップ10連発「まだタイム向上の余地がある」
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トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、6月22日金曜に行われた第8戦F1フランスGP初日フリー走行を10番手で締め括り、母国レースで上々のスタートを切った。ガスリーが生まれ育ったフランス北部の町ルーアンは、ポール・リカール・サーキットから1000km程離れた場所にある。
午前のFP1ではガレージ内で停電が発生。テレメトリーやタイミング情報、無線などが一時的に不通になるアクシデントに見舞われた。そのため、規約で定められたタイヤ返却の義務を果たせないトラブルもあったが8番手タイムをマーク。2セッション連続でトップ10に入れ込んでみせた。
まだタイム向上の余地がある
ピエール・ガスリーFP1: 8位, FP2: 10位
自分の母国でドライブできるなんてホント最高の気分だよ。しかもF1フル参戦最初のシーズンだしね!本当にポジティブな形で週末をスタートする事ができた。最初のセッションでは8番手、2回目のセッションでは10番手だった事を考えれば、僕らはそこそこ速いんじゃないかな。まだ少しタイムを上げられる余地があると思う。上手く仕事をして明日もこのペースをキープしなきゃね。
今日は強風が吹いていて、セッションの合間に風向きが変わるし、適切なセットアップを見つけるのが難しかったよ。でも、正しいバランスを見出だせたはずだから、明日の予選で良い結果が得られる事を願っている。自分のホームレースで素晴らしいリザルトになったら最高だろうね。
母国レースではあるけど、何か特別な事をする計画は立ててないだ。でも、他のレースに比べてより多くのサポートが得られると思ってる。パドックには僕の家族、スポンサー、そしてカート時代から応援してくれてる皆のためのラウンジが用意されるんだ。きっとすばらしい時間になると思う。
今週末は、従妹や叔父さん夫婦など、いつもは応援に来れない人たちが集まってくれる予定なんだ。うちは大家族だから全員が揃う事はあまりないんだけど、今回はたくさんの身内が応援しに来てくれる。僕の友達はほとんどがまだ学生なんだけど、彼らも何人か来てくれるよ。
28年ぶりに復活したポール・リカール・サーキットでの初日を制したのはメルセデスAMG勢。スペック2の新型エンジンを投入しルイス・ハミルトンが最速の称号を連取。レッドブルとフェラーリがこれに続く展開を見せた。3回目のフリー走行は日本時間6月23日(土)20時から、公式予選は同23時から行われる。