フォース・インディア、F1アブダビGP決勝当日にランス・ストロールの起用を発表予定
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レーシングポイント・フォースインディアのチーム代表兼CEOを務めるオトマー・サフナウアーは、F1アブダビGP決勝レース終了後に、2019年のレギュラードライバーとしてランス・ストロールの起用を発表する方針である事を明らかにした。
公然の秘密とされるストロールとのドライバー契約だが、シーズン終了を待たずに発表する事はエステバン・オコンへの信義にもとるとして、サフナウアー代表はシーズン中の発表の可能性を否定していた。オコンは来年、ワークスメルセデスのリザーブ兼開発ドライバーを務める事が決定している。
「思うに、月曜までには発表があると思う」とサフナウアー。他人事であるかのようにはぐらかしつつ、最終アブダビGPが終わり次第、セルジオ・ペレスのチームメイトが明らかにされるとの認識を示した。
「明日、来シーズンのドライバーラインナップを発表する計画を立てている。仮に我々の契約の相手がランス・ストロールだとしようか。だとすれば良い連携が築けるだろうね」
フォース・インディアとトロロッソ・ホンダを除く全てのチームの来季ラインナップは既に決定している。スクーデリア・トロロッソのフランツ・トスト代表は、ダニール・クビアトの相方の発表は12月まで行われないとの見通しを示しており、全10チーム中最後の発表はファエンツァのチームになる見通しだ。
今年SUPER GTとスーパーフォーミュラのダブルタイトルを獲得した山本尚貴は、スーパーライセンスの発効要件を満たしており、F1アブダビGPの開催に合わせて現地ヤス・マリーナ・サーキットに足を運びF1を視察。レギュラーシートはアレックス・アルボンが獲得するものとみられているが、リザーブ等の役割で来季トロロッソ・ホンダに加入する可能性は否定できない。