シャルル・ルクレールら5名の現役参戦が決定! 第2回F1バーチャルGPは4月5日開催
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現役F1ドライバーのシャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)、アレックス・アルボン(レッドブル・ホンダ)、ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)が、今週末に開催される「F1 Esports Virtual Grand Prix」の第2弾に参加することが決定した。
「F1 Esports Virtual Grand Prix」は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で中止・延期されたグランプリの代わりにオンライン上で開催されるバーチャルレースで、本来グランプリが開催される予定であった決勝日に仮想空間上の同じコースでレースを行う。
先の5名の現役F1ドライバーの他には、イングランドのクリケットワールドカップ優勝者であり、BBCスポーツパーソナリティ・オブ・ザ・イヤーを受賞したベン・ストーク、第一回大会のバーレーンGPで13位に終わった元F1ドライバーのジョニー・ハーバートや、かつてスーパーアグリからF1を戦ったアンソニー・デビッドソンらの参戦が決まっている。
また、フェラーリはもう一台にシャルル・ルクレールの実弟であるアーサーを起用する。19歳のアーサー・ルクレールは今季よりフェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)に加わった。
“仮想代理戦”という大会のコンセプト的には、本来であればベトナムGPのハノイサーキットが今回の戦いの舞台となるところだが、使用される公認ゲーム「F1 2019」には収録されていないため、第二回となる今回のレースは、オーストラリアGPのアルバート・パーク・サーキットで行われる。
感染拡大を防ぐために各ドライバーはリモート接続でレースに参加する。戦いの模様は4月5日(日)19時(UTC)、日本時間6日(月)早朝4時から90分間に渡ってF1公式YouTubeやTwitch、Facebookチャンネル、およびスカイスポーツF1等の一部のテレビ放送局で生配信される。
決勝レース前には予選が行われ、各ドライバーのファステストラップに基づいてグリッドポジションを決め、その後28周のレースが行われる。
ドライバーのゲームスキルレベルが様々であるため、セットアップを固定化してマシンのパフォーマンスを均等にすると共に、接触などの際のマシンダメージの再現レベルを下げ、苦手なドライバーにはアンチロックブレーキとトラクションコントロールをオンにする事が許可される。
なお、F1バーチャル・ベトナムGPが終了した後には、esportsゲーマーによる「F1 Esports Pro エキシビションレース」が開催される。