フェラーリF1「乞うご期待」意味深な予告…ライコネン絡みのワンオフカラー発表?
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スクーデリア・フェラーリが真紅のベールに包まれたF1マシンと思しき画像と共に「ブツブツ…どうすれば彼に伝えられるだろう? 乞うご期待」とのメッセージを添えた意味深な予告ツイートを発した。
一体これは何を意味しているのだろうか? 空力が一新される技術レギュレーションに基づく2022年シーズンのモックアップなのだろうか?
Mumble, mumble 💬
How can I tell him? 🤔
Stay tuned 😎#essereFerrari 🔴 pic.twitter.com/mouZFCJ5XD
— Scuderia Ferrari HP (@ScuderiaFerrari) October 15, 2021
手がかりは布の膨らみだ。2022年型マシンはホイールウイングレットと円環状のリアウイングを備えるが、公開された写真からは両パーツの存在は伺えず、ノーズ先端の形状は今季型SF21に類似している。
よって、ベールに隠されているのは恐らくSF21と考えられるが、既知のマシンを覆い隠す必要があるのは何故か? 新しいカラーリングと考えるのが妥当だろう。では一体、どのようなカラーリングが隠されているのだろうか?
もう一つのヒントは「どうすれば彼に伝えられるだろう?」というメッセージだ。「彼」とは誰のことなのか?
投稿された翌10月16日はシャルル・ルクレールの23歳の誕生日だ。バースデー・プレゼントの予告という可能性もあるが、そうであるならばキミ・ライコネンも該当する。今季末限りでの引退を発表している元フェラーリドライバーは10月17日に42歳を迎える。
更に、10月22日はライコネンがフェラーリ時代の2018年にF1最後の勝利を飾った日であり、また、2007年の10月21日はブラジル、インテルラゴスでのレースを制して初のF1ワールドチャンピオンに輝いた日でもある。同時にこれはフェラーリにとって最後にタイトルを獲得した記念日でもある。
2007年のフェラーリF2007カラーをまとったSF21が、2007年のチャンピオンシップを制したのと同じ週末に、ライコネン最後の勝利地、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで見られるとすれば、それはさぞかし素晴らしい光景だろうが果たして。発表を待ちたい。