F1:2023年のPU交換第1号はフェラーリ、初戦バーレーンで2要素開封
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スクーデリア・フェラーリは2023年の初戦にして早くもシャルル・ルクレールのパワーユニット(PU)コンポーネントの交換を行った。今季PU交換の第一号だ。
FIAテクニカル・デリゲートのジョー・バウアーは、3番グリッドを獲得したF1バーレーンGP予選を経てフェラーリが、決勝を前に16号車SF-23のES(バッテリー)及びCE(コントロール・エレクトロニクス)を交換したと報告した。
ES、CEともにシーズン中に投入が許可されているのは2基。つまり最終アブダビGPまでの残り22戦でもう1基を開封すればグリッド降格ペナルティが科される事になる。
またESの交換に伴い、パルクフェルメ下でパラメーターを変更した。取り外されたこれらのコンポーネントが修復により再利用できるのかどうかは不明だ。
なお昨シーズンのPU交換第一号もフェラーリだった。跳馬PUを搭載するアルファロメオは初日FP2を経て、バルテリ・ボッタスの77号車に2基目のCEを投じた。