F1アメリカGPスプリントのグリッド変動、走行妨害のラッセルに降格ペナルティ
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米国テキサス州現地10月21日(土)のF1アメリカGPシュートアウトを経て、ジョージ・ラッセル(メルセデス)に3グリッド降格ペナルティが科せられた事でスプリントのグリッドが変動した。
SQ1終盤にラッセルがフライングラップに向けて最終2コーナーへ向かったところ、後方から計測ラップ中のシャルル・ルクレール(フェラーリ)が急接近した。
メルセデスはその数秒前、後続から接近するクルマがある事をラッセルに知らせた。ただ、ルクレールがラッセルの背後についたターン19進入直前以降は何も伝えなかった。
ラッセルはターン19を通過した後もレーシングライン上に留まり、ルクレールを「不必要に妨害した」と見なされた。
デレク・ワーウィックを含む4名から成るF1アメリカGPのスチュワードは、チームからの情報に関係なく、他車を不必要に妨げないようにするのはドライバーの責任だと指摘。F1競技規定第37条5項違反があったとして、3グリッド降格ペナルティを科す決定を下した。
この結果、8位フィニッシュしたラッセルは11番グリッドに降格となり、アレックス・アルボン(ウィリアムズ)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、ダニエル・リカルド(アルファタウリ)が各々、一つ上のグリッドに繰り上がった。
Pos | Driver | Team | Qualifying |
---|---|---|---|
1 | M.フェルスタッペン | レッドブル | 1(-) |
2 | C.ルクレール | フェラーリ | 2(-) |
3 | L.ハミルトン | メルセデス | 3(-) |
4 | L.ノリス | マクラーレン | 4(-) |
5 | O.ピアストリ | マクラーレン | 5(-) |
6 | C.サインツ | フェラーリ | 6(-) |
7 | S.ペレス | レッドブル | 7(-) |
8 | A.アルボン | ウィリアムズ | 9(+1) |
9 | P.ガスリー | アルピーヌ | 10(+1) |
10 | D.リカルド | アルファタウリ | 11(+1) |
11 | G.ラッセル | メルセデス | 8(-3) |
12 | F.アロンソ | アストンマーチン | 12(-) |
13 | E.オコン | アルピーヌ | 13(-) |
14 | L.ストロール | アストンマーチン | 14(-) |
15 | 周冠宇 | アルファロメオ | 15(-) |
16 | N.ヒュルケンベルグ | ハース | 16(-) |
17 | K.マグヌッセン | ハース | 17(-) |
18 | V.ボッタス | アルファロメオ | 18(-) |
19 | 角田裕毅 | アルファタウリ | 19(-) |
20 | L.サージャント | ウィリアムズ | 20(-) |