F1モナコGP:角田裕毅含む3台が開幕早々に速度違反…走行僅か2周のボッタスも大幅超過

縁石に乗りながらモンテカルロ市街地コースを走り込むアルファタウリの角田裕毅、2022年5月27日F1モナコGPフリー走行1にてCourtesy Of Red Bull Content Pool

1時間に渡ってモンテカルロ市街地コースで行われたF1モナコGPのオープニング・セッションで、角田裕毅(アルファタウリ)を含む3台がピットレーンで速度違反を犯し、罰金が科された。

モンテカルロがタイトなのはトラックだけではない。ピットレーンも非常に狭く混雑しやすいため、カレンダー上の他のコースとは異なり、ピットレーンの通過速度は80km/hではなく60km/hに制限されている。

角田裕毅は開始26分に、制限を大きく上回る時速76.4 km/hでレーンを通過した。スチュワードはスクーデリア・アルファタウリに1,000ユーロ、約13万6,166円の罰金を科す裁定を下した。

FP1でメカニカルトラブルに見舞われ、走行僅か2周に終わったアルファロメオのバルテリ・ボッタスは、開始3分のところで角田裕毅を更に上回る81.9 km/hを記録。こちらも大幅超過でチームに1,000ユーロの罰金が科された。

レッドブルのセルジオ・ペレスは最初にコースに出ていく際に制限速度を3km/h超過。スチュワードはチームに300ユーロ、約40,850円の支払いを言い渡した。

なおモナコGPのスチュワードはFP2を終えて、ケビン・マグヌッセン(ハース)の走行を妨害する「重大」な違反行為があったとして、角田裕毅に今季4回目となる戒告処分を科した。これにより10グリッド降格まであと一つに迫る事となった。

F1モナコGP特集

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了