F1、マリーナベイ市街地コースでのシンガポールGP開催契約を7年延長

ライトアップされて闇夜に浮かび上がるマリーナベイ・ストリート・サーキットCourtesy Of Red Bull Content Pool

F1は2022年1月27日(木)、マリーナベイ市街地コースでのF1シンガポールGP開催契約を7年延長したと発表した。これにより少なくとも2028年まで同地でグランプリが行われる事になる。

シンガポールGPの開催契約は2021年末に失効したが、F1は契約更新を念頭に2022年シーズンの暫定カレンダーにシンガポールを載せていた。

今回の契約延長についてフォーミュラ1のステファノ・ドメニカリCEOは「アジアでF1を成長させ続けるための長期的なコミットメントの一環だ」と説明した。

「マリーナベイ市街地コースでは2008年にF1史上初のナイトレースが開催された。それ以来、シンガポールGPはファン、チーム、ドライバーを魅了し続けている」

他の多くのフライアフェイ同様、シンガポールも新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響を受け、2020年と2021年の2年連続でグランプリの開催中止を余儀なくされた。

F1並びに現地プロモーターのシンガポールGP Pte Ltd(SGP)とシンガポール・ツーリズム・ボード(STB)は2022年のレース開催に向けて、関連する政府機関や利害関係者と緊密に連携してプロジェクトを進めている。

S・イスワラン運輸大臣兼通商関係担当大臣は、パンデミックという当面の課題に対処する必要性を認めつつも「復興と長期的な成長に注力することが重要」だと主張した。

「シンガポールにもたらす長期的な利益を徹底的に評価した結果、7年間の契約延長を決断した。活気あるグローバル都市としてのシンガポールの評判を維持しながら海外からの観光客を惹きつける事で収入と雇用につながると考えている」

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