F1イギリス:ダニエル・リカルド、ピットレーン蛇行で戒告処分
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F1イギリスGPのスチュワードは7月6日(土)の最終プラクティスを経て、ダニエル・リカルド(RBフォーミュラ1)に今季初の戒告処分(ドライビング)を科す決定を下した。
雨のシルバーストン・サーキットで行われたFP3でリカルドは、ピットに入る際にRBからタイヤの温度を保つよう指示され、ファストレーンでクルマを蛇行させた。
エンリケ・ベルノルディを含む4名の競技審判団は、「他のチーム関係者がファストレーンに隣接するピットエリアに多数」いたとして、特にウェットコンディションであることを考慮すると、リカルドのドライビングはチーム関係者と接触する危険があったと指摘した。
聴聞会の中でリカルドは、自らの行為が「良い印象を与えない」ものであったと認め、以降、このような行為を繰り返すことはないとスチュワードに約束した。
1シーズン中に5回の戒告処分を受けると、当該ドライバーにはその競技会で10グリッド降格ペナルティが科せられる。レース中のインシデントにより5回目の戒告処分を受けた場合は次戦で10グリッド降格となる。
ただし戒告処分5回の内の4回がドライビングに関する違反であった場合に限られる。