F1ブラジルGP写真館:ホンダF1、記念的1- 2フィニッシュに歓喜するフェルスタッペンとガスリー

優勝記念撮影に望むレッドブル・ホンダの面々、2019年F1ブラジルGPにてcopyright Red Bull Content Pool

2019年シーズンのF1ブラジルGPは、ホンダファンにとって忘れられない一戦となった事だろう。28年ぶりの歴史的1-2フィニッシュも去る事ながら、一時は表彰台独占の可能性もあり、また、まるでホンダ育成ドライバーかの如く、ホンダと共に歩み苦悩し涙して、ファンを感動させてきたガスリーが、キャリア初表彰台、それも3位ではなく2位を獲得したのだから。

メモリアルな一瞬を収めた写真と共に、インテルラゴス・サーキットでのレースを振り返ってみる。

今季3勝目に感情を爆発されるレッドブル・ホンダ陣営。田辺豊治テクニカル・ディレクターのやんちゃな笑顔は永久保存もの。死ぬほど悔しい想いをしたであろうアレックス・アルボンの笑みには複雑な気分。。

マックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトンを、そしてアレックス・アルボンがセバスチャン・ベッテルを抜き去ったSCリスタート。

今回のレースが盛り上がった理由の1つは、ルイス・ハミルトンが選手権無関係に、自身が思うように存分レースを楽しんだためだろう。その現れの1つが上位勢の中で最も早く動いたピットストップであり、アレックス・アルボンへの突きであった。

シャンパンの水滴が付いたままの優勝トロフィー。

この日、レッドブルのクルーは、1.82秒という史上最速ピットストップタイムを記録した。戦っているのはドライバーだけではない。

シャンパンファイトに興じるフェルスタッペン。

親友ピエール・ガスリーの初表彰台を祝福するフェラーリのシャルル・ルクレール。ガスリーの目の下で光るのは汗かそれとも涙か。

格別の味。

ほんの数ヶ月前までチームメイトだった2人。互いの健闘を讃えた。古巣への降格で腐らなかったガスリー。諦めずに続けることが如何に大切であるかを教えてくれる。

横並びで最終コーナーに飛び込み、1.2kmの上り坂のロングストレートでルイス・ハミルトンを1000分の62秒差で抑え切ったピエール・ガスリー。曰く、ホンダなくしてなし得なかったとの事。

健闘を称え合うマックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトン。

人事権を掌握するヘルムート・マルコとガッチリ握手を交わすピエール・ガスリー。マ「…来季ドライバーラインナップの発表早まったかも」なんて。

幼少期から夢見続けてきたF1のトロフィー。

決勝レース後会見で談笑するピエール・ガスリーとマックス・フェルスタッペン。メディアからの質疑を前にした一コマ。一体何を話していたのか。

歓喜、興奮、爆発。トロロッソにとってはチーム史上通算3度目の表彰台。2008年以来、長年に渡ってポディウムから遠ざかってきたものの、ファエンツァのチームは今シーズン、一気に2度のポディウムを獲得した。

ピエール・ガスリーへの称賛の気持ちを握手で表すルイス・ハミルトン。

決勝前日の予選後会見。マックス・フェルスタッペンはどの位の自信を以て決勝に臨んだのだろうか。

決勝で表彰台を獲得したマックス・フェルスタッペン、ピエール・ガスリー、カルロス・サインツの平均年齢が23歳8ヶ月23日の史上最年少記録に輝き、レーシングドライバーの低年齢化が如実に表れたわけだが、予選プレゼンテーターを務めたルーベンス・バリチェロは今年47歳で、今季はオーストラリアの国内フォーミュラに参戦し、未だに第一線で活躍している。

クリスチャン・ホーナー代表とヘルムート・マルコ、右奥にいるのは、ストラテジストのハンナ・シュミッツ。

左から田辺豊治テクニカル・ディレクター、山本雅史F1マネージングディレクター、優勝したマックス・フェルスタッペン、クリスチャン・ホーナー代表。

All Photo by Red Bull/Getty Images

F1ブラジルGP特集

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了