F1バーレーンテスト2日目開始：ウィリアムズ炎上で赤旗！ 復活したピンク、マクラーレンは急遽計画変更

リアブレーキから出火したウィリアムズFW44を消化するマーシャル、2022年3月11日F1バーレーンテストcopyright FORMULA 1

Published：

F1バーレーンテストの2日目午前のセッションが3月11日(金)日本時間16時にグリーンフラッグを迎え、最初の90分間が経過した。

アルピーヌのエステバン・オコンが早くもC4を履き、昨日の総合2番手を超える1分34秒276をマーク。シャルル・ルクレール（フェラーリ）とマックス・フェルスタッペン（レッドブル）を抑えて暫定トップに立っている。

F1バーレーンテスト2日目 90分経過時点
Pos Driver Team Time Gap Laps
1 エステバン・オコン アルピーヌ・ルノー 1:34.276 24
2 シャルル・ルクレール フェラーリ 1:34.366 + 0.090 14
3 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1:35.874 + 1.598 21
4 バルテリ・ボッタス アルファロメオ・フェラーリ 1:36.987 + 2.711 18
5 角田裕毅 アルファタウリ 1:37.893 + 3.617 15
6 ランド・ノリス マクラーレン・メルセデス 1:38.543 + 4.267 6
7 ジョージ・ラッセル メルセデス 1:38.585 + 4.309 20
8 セバスチャン・ベッテル アストンマーチン・メルセデス 1:38.948 + 4.672 32
9 ミック・シューマッハ ハース・フェラーリ 1:39.258 + 4.982 10
10 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ・メルセデス 1:39.845 + 5.569 9
11 ダニエル・リカルド マクラーレン・メルセデス 0

アルピーヌは”ピンクバージョンのA522”を初披露した。チームは開幕2戦でこのリバリーを採用する。オーストリアの水処理大手BWTとの新たなタイトルパートナーシップに基づくキャンペーンだ。さながらフォース・インディア復活といった趣だ。

90分間を過ぎたところで、ニコラス・ラティフィ駆るウィリアムズFW44のリアブレーキから火が上がるトラブルが発生。コントロールを失いコース上で停止した。

消化活動中にリア側で何かが爆発する様子があったものの現在は既に鎮火。ただ、セッションは赤旗中断となっている。少なくともウィリアムズの午前のセッションは終わったと言える。

マクラーレンは予定されていたプログラムを変更し、昨日に続いてランド・ノリスがMCL36のステアリングを握る事となった。

ダニエル・リカルドは初日の朝から体調不良に見舞われている。チームによると回復の兆しが認められるものの経過観察を続ける。

なおこの間に何度か新型コロナウイルス感染症（COVID-19）検査を受けているが、いずれも陰性が確認されている。

チームは昨日苦しんだブレーキトラブルを解決すべく新しいパーツを持ちこんでいるようだが、依然として問題に苦悩しているようだ。MCL36はバルセロナテストで高い信頼性を発揮したが、今日はこれまでのところ6周しか走れていない。

午前のセッションは日本時間20時まで4時間に渡って行われる。

この記事をシェアする

モバイルバージョンを終了