マグヌッセン、復帰一発目に14台を抑えて最速! F1バーレーンテスト2日目ハース延長ラウンドで
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2年ぶりのF1復帰となった最初の走行で、ハースF1チームのケビン・マグヌッセンは14台のライバルを抑えてタイムシートのトップに立った。
F1バーレーンテスト2日目の公式セッションは現地19時に終了を迎えたが、貨物機の到着が遅れた事で初日午前のセッション欠席を強いられたハースには1時間の延長走行が認められていた。
Pos | Driver | Team | Time | Gap | Laps |
---|---|---|---|---|---|
1 | マグヌッセン | ハース | 1:33.207 | 60 | |
2 | サインツ | フェラーリ | 1:33.532 | + 0.325 | 60 |
3 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:34.011 | + 0.804 | 86 |
4 | ストロール | アストンマーチン | 1:34.064 | + 0.857 | 70 |
5 | ハミルトン | メルセデス | 1:34.141 | + 0.934 | 47 |
6 | オコン | アルピーヌ | 1:34.276 | + 1.069 | 111 |
7 | ルクレール | フェラーリ | 1:34.366 | + 1.159 | 54 |
8 | ノリス | マクラーレン | 1:34.609 | + 1.402 | 60 |
9 | ベッテル | アストンマーチン | 1:36.020 | + 2.813 | 46 |
10 | 角田裕毅 | アルファタウリ | 1:36.802 | + 3.595 | 120 |
11 | ボッタス | アルファロメオ | 1:36.987 | + 3.780 | 25 |
12 | シューマッハ | ハース | 1:37.846 | + 4.639 | 23 |
13 | ラッセル | メルセデス | 1:38.585 | + 5.378 | 67 |
14 | ラティフィ | ウィリアムズ | 1:39.845 | + 6.638 | 12 |
15 | 周冠宇 | アルファロメオ | 1:39.984 | + 6.777 | 48 |
その中でマグヌッセンは、初めて乗り込んだVF-22で1分33秒207を記録。公式セッション最速のカルロス・サインツ(フェラーリ)より0.325秒も速いタイムを打ち出した。
この日のハースは順風満帆ではなかった。午前を担当したミック・シューマッハはエキゾーストに問題を抱えて走行僅か23周に留まった。
ロシア人ドライバーのニキータ・マゼピン解任を受け古巣への電撃復帰を果たした29歳のデンマーク人ドライバーは、準備らしい準備もないままに、この日初めてVF-22のステアリングを握った。
コンディションが異るために一概に比較できない点に注意が必要だが、それでもなおマグヌッセンは、パドックの注目を一気に引きつける印象的なタイムを記録した。
ハースには合計4時間の追加走行が認められており、最終3日目のランチブレイクに1時間、チェッカー後に2時間のエキストラ走行に取り組む予定だ。