F1改定カレンダー第3版、ポルティマオ、イモラ、ニュルブルクリンク正式決定

Published：2020/7/24 23:40 Updated：2020/7/26 19:32

2020年シーズンFIA-F1世界選手権のカレンダーにポルティマオ（ポルトガル）とイモラ（イタリア）、そしてニュルブルクリンク（ドイツ）でのレースが追加された。

F1はこれまでに、ソチ・オートドロームで開催が予定されているロシアGPまでの10戦のスケジュールを明らかにしていたが、第4戦イギリスGPを翌週末に控えた7月24日(金)、第11～14戦の日程を正式発表した。

イモラとニュルブルクリンクでF1グランプリが開催されるのは、それぞれ2006年と2013年以来初。ポルトガルGPは1996年以来初めての開催で、ポルティマオのアルガルベ・インターナショナル・サーキットで行われる。

まずはロシアGPの2週間後となる10月9～11日に、ドイツのニュルブルクリンクで第11戦アイフェルGPが開催され、2週間の休みを経た後、第12戦のポルトガルGPが10月23日～25日にポルティマオで行われる。

アウトドローモ・インテルナツィオナーレ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ、通称イモラ・サーキットでの第13戦エミリア・ロマーニャGPは、ダブルヘッダーの第2戦として10月31日～11月1日に開催される。

イモラでのウイークエンドの正式なフォーマットはまだ決定していないが、通常の週末とは異なり2デーイベントとして開催される。現時点では予選と決勝に先立ってプラクティス走行が1度行われる見通しだ。

正式名称は以下の通り。

今回の発表により2020年のカレンダーには全13戦が並ぶ事となった。F1は依然として15～18戦の開催を目論んでおり、今シーズンは12月中旬にバーレーンとアブダビで締め括られる見通しとなっている。

なお、ジル・ビルヌーブ・サーキットでのカナダGP、テキサス州オースティンでのアメリカGP、エルマノス・ロドリゲス・サーキットでのメキシコシティGP、そしてインテルラゴス・サーキットでのブラジルGPは、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の流行拡大に伴い、開催を正式に断念した。

F1改定カレンダー第3版