フェルスタッペン、2度目のグランドスラムで選手権急浮上「まさかこんな事になるなんて…!」次戦に向け強力な追い風
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レッドブルのマックス・フェルスタッペンは4月24日(日)に行われたF1第4戦エミリア・ロマーニャGP決勝でポール・トゥ・ウインを飾っただけでなく、ファステストラップと全周リードでキャリア通算2度目のグランドスラムを達成するパーフェクトゲームを展開した。
フェルスタッペンは信頼性に関わるメカニカルトラブルによって過去3戦で2度のリタイヤを余儀なくされているが、これまでのところ、イモラ・サーキットでのスプリントを含めて、完走したレースでは全て勝利を収めている。
リタイヤが大きく響き、開幕3戦を終えてランキング6位と大きく沈んでいたが、土曜のスプリントで優勝して8ポイントを加えると、決勝でもファステストラップのおまけ付きでトップチェッカーを受け、満額26点を加算して一気に2位に浮上。タイトル防衛の可能性が再び見えてきた。
こんな事になるなんて思ってみなかった
マックス・フェルスタッペン決勝: 1位, グリッド: 1番手
チームとして1-2フィニッシュを達成できて、兎に角、信じられないくらいに嬉しい。本当に最高の1日になった!
今日は全てが上手くいった。週末に入る前はこんな事になるなんて思ってみなかったよ。多かれ少なかれ完璧な週末になったし、もちろん楽しむつもりだ。
満額ポイントを持ち帰る事ができてチームとして本当に誇らしいし、今後に向けてとてつもなく励みになった。
今日はコンディションを見極め、適切な判断を下し、集中力を切らさずにレースをする事が重要だった。
この調子で次のレースでも上位に食い込んでいかなきゃね。
4月24日(日)にイモラ・サーキットで行われた2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャ・グランプリ決勝レースでは、ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペンが通算22勝目を上げ、2位にセルジオ・ペレスが入った事で、レッドブルが6年ぶりの1-2フィニッシュを果たした。
マイアミ・インターナショナル・オートドロームを舞台とする次戦マイアミGPは5月6日のフリー走行1で幕を開ける。