角田裕毅、”予想外”の好ペースで「超満足」の7位入賞!次戦以降の更なる活躍に期待するアルファタウリ
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スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は4月24日(日)に行われたF1第4戦エミリア・ロマーニャGP決勝で12番手からの殊勲7位入賞を飾り、チームのホームコースで貴重なチャンピオンシップ・ポイントを持ち帰った。
角田裕毅は1周目、接触により転落したダニエル・リカルドとミック・シューマッハを交わしてポイント圏内10番手に浮上。5周目にはフェルナンド・アロンソのリタイヤによって更に順位を一つ上げた。
そしてDRSの使用が解禁されると47周目にケビン・マグヌッセンを交わして8番手に。最終盤にはセバスチャン・ベッテルをオーバーテイクして見事7位でチェッカーを受けた。
予選ではQ1敗退を喫して劣勢に追い込まれたものの、その後のスプリントで巻き返し、週末全てのセッションでチームメイトのピエール・ガスリーを上回るリザルトを残した。
浮き沈み激しいイモラでの3日間を終えた角田裕毅は「ホームコースでポイントを獲得することができて超嬉しいです」と満足感を示した。
「今日はファクトリーの皆がグランドスタンドで見てくれていて、毎周アルファタウリの旗が振られているのが見えて本当に励みになりましたし、懸命に頑張ってくれているチームの皆に心から感謝しています」
「今日はクルマのペースが本当良かったです。決勝レースに向けて、まさかこれほど力強いとは思ってもみませんでしたが、1週間を通して進歩してきましたし、今日の午後のパフォーマンスには満足しています」
チーム代表を務めるフランツ・トストは週末を通した角田裕毅のパフォーマンスを褒め称え、次戦以降の更なる活躍に期待を示した。
「ユーキは12番手からスタートすると1周目に10番手までポジションを上げ、その後も多くのクルマをオーバーテイクしながら力強い走りを披露して7位でフィニッシュした」
「ユーキは金曜の段階からすぐに競争力を発揮していた。これからのレースに向けて良い土台が築けたのではないかと思う」
「我々のホームレースということで、今日はスクーデリア・アルファタウリの多くの従業員がグランドスタンドからレースを楽しんでいた。ここイモラでユーキのエキサイティングなパフォーマンスを堪能できたことは、彼らにとっても素晴らしいことだったと思う」
P7!!チームのホームトラックで感謝の想いと共に良いパフォーマンスができて良かったです!
P7!! Really happy with today, especially to score points at our home track 🇮🇹 Grazie❤️ pic.twitter.com/yUYeEa0cL8
— 角田裕毅/Yuki Tsunoda (@yukitsunoda07) April 24, 2022
4月24日(日)にイモラ・サーキットで行われた2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャ・グランプリ決勝レースでは、ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペンが通算22勝目を上げ、2位にセルジオ・ペレスが入った事で、レッドブルが6年ぶりの1-2フィニッシュを果たした。
マイアミ・インターナショナル・オートドロームを舞台とする次戦マイアミGPは5月6日のフリー走行1で幕を開ける。