好敵手から最も評価されたのは? 14名のライバルが選ぶ2021年のF1ドライバーTOP10ランキング

2021年シーズン閉幕ドライバー全員集合記念撮影、2021年12月12日F1アブダビGPにてCourtesy Of Red Bull Content Pool

チーム代表選出のトップ10ランキングに続き、現役F1ドライバーがグリッド上のライバルを評価する「Drivers’ Driver of the Year」でマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が再びトップに立った。

これは2021年シーズンのFIA-F1世界選手権にフル参戦したドライバーに対し、ライバルのパフォーマンスを評価してもらうというF1公式サイトの企画だ。

各ドライバーは自らの判断で今季のトップ10ドライバーを選び、チャンピオンシップのポイントシステムと同様の得点配分(25-18-15-12-10-8-6-4-2-1)でポイントを与える。

投票は匿名性で自分に投票する事も出来るが、何名かは自分の名前をリストに書かなかったと言う。そして参加した14名によるリストを元に総合ランキングが決定された。

共に戦うライバルから最も高い評価を得たのはフェルスタッペン。ドライバーズ・チャンピオンシップ(DC)並びにチーム代表選出ランキング(RT)に続く3冠を達成した。

ライバルが選んだ2021年F1ドライバートップ10
順位 ドライバー RT DC
1 マックス・フェルスタッペン 1位 1位
2 ルイス・ハミルトン 2位 2位
3 ランド・ノリス 3位 6位
4 カルロス・サインツ 4位 5位
5 シャルル・ルクレール 5位 7位
6 フェルナンド・アロンソ 6位 10位
7 ピエール・ガスリー 7位 9位
8 ジョージ・ラッセル 8位 15位
9 エステバン・オコン 10位 11位
10 ミック・シューマッハ 圏外 19位

興味深いことに10名の内の9名はチーム代表選出のランキングと同じ名前だった。ミック・シューマッハ(ハース)のみが唯一、新たにランクインした。

シューマッハに蹴落とされる格好となったのはバルテリ・ボッタス(メルセデス)だった。ドライバーズ・チャンピオンシップでは3位に輝きながらも、チーム代表ランキングでは9位、そして本ランキングではトップ10圏外に転落した。

本企画に参加したドライバーは以下の通り。チャンピオンシップ争いを繰り広げたレッドブル・ホンダとメルセデス、そしてアルファロメオの計6名は不参加だった。

  • フェルナンド・アロンソ
  • ピエール・ガスリー
  • ニコラス・ラティフィ
  • シャルル・ルクレール
  • ニキータ・マゼピン
  • ランド・ノリス
  • エステバン・オコン
  • ダニエル・リカルド
  • ジョージ・ラッセル
  • カルロス・サインツ
  • ミック・シューマッハ
  • ランス・ストロール
  • 角田裕毅
  • セバスチャン・ベッテル

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