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フォース・インディアのエステバン・オコンが、4月9日に決勝レースが行われるF1中国GPへの意気込みと、自身初めての走行となる上海インターナショナル・サーキットについての印象を語った。
中国GPに向けてのコメント
エステバン・オコン
「フォース・インディアとの最初のレースになったオーストラリアGPは素晴らしい経験だったよ。すごく忙しい1週間だったから、とんでもなくたくさんのことを素早く学ぶ必要があったんだ。今僕は学習の只中にいるし、中国でも同じ様に多くを学ぶことになると思う。僕はまだVJM10(フォース・インディアの2017年マシン)の実力を出し切れていない。クルマの限界を探り、予選や決勝でタイヤをマネジメントする方法を理解する必要があるんだ。オーストラリアGPで学んだことは中国GPでも活かせるけど、F1での学びに終わりはないよね。」
「オーストラリアでのポイントを獲得できたことはうれしいよ。チームがシーズンを良い形でスタートさせたってことだし、特にセルジオ(・ペレス)はとても良い結果をもたらしてくれたよね。これは、僕らには確固たる基盤があるってことさ。僕はこのチームにうまく溶け込んでいるし、エンジニアやクルーとうまくやってるよ。快適だなって思えることは大事だと思うし、今のこのやり方を気に入ってるんだ。すごくオープンな雰囲気なんだ。チームは僕がマシンに求めているものを理解してるしね。」
「去年中国には行ったんだけど、サーキットを走行する機会はなかったんだよね。だから、僕にとっては今週金曜のフリー走行が初めての走行の機会になるんだ。オーストラリアみたいなストリートサーキットの後は、正反対のサーキットが良いよね。上海みたいな多くのオープンスペースがあるタイプのさ。僕らのマシンはオーストラリアよりも中国の方が適していると思うけど、実際に運転してみるまではわからないね。目標はポイント獲得することだよ。」
チーフ・レースエンジニアのトム・マッカローは、中国GPではオーバーテイクのチャンスは大いにあるとし、上海インターナショナル・サーキットの特徴の1つである1.2kmのバックストレートエンドでのブレーキング勝負が、結果を左右すると語っている。フォース・インディアは開幕戦オーストラリアGPでダブル入賞を果たしており、中国GPでもポイント獲得を狙う。