Published: Updated:
ルノーF1のニコ・ヒュルケンベルグが、4月9日に決勝レースが行われるF1中国GPの会場となる上海インターナショナル・サーキットの特徴と注意点についてコメントを発表した。
中国GPに向けてのコメント
ニコ・ヒュルケンベルグ
ストレートはエスプレッソが飲める程長い
「ポイントのために全力を尽くすつもりだよ。オーストラリアでは良いペースがなくて少しイライラしたけど、レースの大部分ではトラフィックが問題だったんだ。僕らが取ったタイヤ戦略もうまくいかなかったしね。僕たちは中盤グループにいると思うけど、ライバルの方が若干先行しているね。まぁ上海はアルバート・パークとは全然別物のコースだから、どうなるか楽しみだよ。」
「このコースは、とても長い1コーナーと2コーナーの組み合わせが有名で厄介なところだね。特に予選中はついつい突っ込み過ぎちゃうし、フロント左タイヤを痛めるコーナーだから難しいんだ。高速でコーナーに侵入した後は長い複合カーブが続くんだけど、ここでは速度を落とすんだ。下った先にある3コーナまでは、少しずつコース幅が狭くなっていってこれが永遠に続くんじゃないかと思っちゃう感じなんだよ。」
「過去を振り返ると明らかなように、ここではタイヤマネジメントが重要になる。13コーナーは長い右回りのコーナーで、より多くタイヤが摩耗しちゃうんだ。今年は去年と比べてタイヤもマシンを大きく違うから、金曜のフリー走行で学ぶべきことはたくさんあるね。」
「コースの他の部分は低速から高速まであらゆるものがあるから、バランスの取れたセットアップを見つけるのは難しいんだ。ここには超ロングストレートもあるしね。ここを走り終えるにはすごい時間がかかっちゃうから、納税申告書を書き上げたりエスプレッソを飲んだりできる位なんだよ。ストレートの最後に来たら起きてブレーキを目一杯踏む。ここはホントに大事なコーナーだから、うまくブレーキングするのがマジで重要なんだ。」